羽根幸浩のS耐日記第11回 ちょっと遅い年賀状ですけど……。みなさん、今年もよろしく
2002年01月16日
羽根選手からちょっと遅い年賀状が届いきました。今シーズンの羽根選手の動向に要注目か!? オフレコなところでは、シートの話はいろいろとあるみたいですけど。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしく!
2002年初めての仕事は、オートサロンから始まりました。ここには、毎年新年の挨拶で顔を出していました(レース関係者が多く出ているので、挨拶には効率がいい)が、3日間通してずっといたのは今年が初めて!
オートサロン会場では、アドバイザーの仕事をしている“range(ランゲ)”の出展のお手伝いなんかもさせていただきました。ところでみなさん、“ランゲ”ご存知でしょうか? なかなか良い物そろってまっせ! ナンテ(ちょっと宣伝)。
といったところで、本題。
今年もレースはがんばりたいと思っていますが、今のところ02シーズンのシートの行方は未定です。テロの影響が多大で、アメリカン・ル・マンシリーズの話は、ほぼなくなりましたね。残念ですが……。これに関しては、来期に期待ということで、02シーズンは国内もしくはヨーロッパが候補かな?
ただ、ヨーロッパのFIA GTレースは日本のメディアではあまり取り上げられなくて、「羽根さん、今どんなレース出てるんですか?」なんて聞かれることがここ2、3年多くて、正直サビしい思いも……。FIA GTではポルシェ勢最上位の4位入賞をはじめ、入賞多数だったんけど……。
ま、そんなわけで、メディアに取り上げられる国内レースも、仕事的にはいいかなと思ったりもする今日この頃です。
とはいいつつも、ポルシェ996GT3Rを操る面白さという点では、ヨーロッパやアメリカの方が上で楽しい。そういう意味では、ヨーロッパのFIA GTは捨てがたいというのも正直な話。日本の996GT3Rは、以前このコラムにも書いたけど、やっぱりどうにも不健康な状態なんで。
それから、昨年も出場したデイトナ24時間は、今シーズンはスポンサーがないと難しそうな気配。世の中、やっぱり厳しいですねェ。
ううむ、日本の経済と同じように今シーズンは苦労しそう、かな。