羽根幸浩のS耐日記通算54回 4/22~23 スーパー耐久シリーズ2006 第1戦 ハイランド・スーパー耐久レース 仙台ハイランド いきなり2位表彰台ゲット!
2006年04月28日
待ちに待ったスーパー耐久シリーズ2006の開幕戦が、仙台ハイランドで行われました。我らが羽根選手は、今年もスケープ45から参戦。相棒は元 WGPライダーの伊藤真一選手というのも変わっていません。さて、今年を占う注目の第一戦で、やってくれました! いきなり2位表彰台をゲットォォォォォ! う~ん、今年は幸先がよろしそうです。
初戦ハイランドは、良かったというか……残念というか……微妙なレースでした。
今年から、ミシュランが本格的に参戦し、タイヤ的なハンディはなくなりました。昨年までは市販のカップタイヤを使っていたので、気温が低いときや前半のタイムにやや他社タイヤと比べ差がありました。そのあたりも含めて、今シーズンは期待が持てます。
今回のレースウィークは前半天候が不安定で、週末の天候が予想できず、セッティングも含めあまり詰めることができませんでした。予選は、53秒台前半ぐらい。うまくいけば2秒に入るかな、ぐらいを予想していました。しかし、ドライバー予選のときにブレーキに問題が出て急きょグリッド予選に新しいブレーキを使うことになったのですが、タイヤのいい計測一周目には、うまくブレーキを仕上げることができず、飛び出してしまって、ゴミやら拾ってうまく走ることができませんでした。一番の反省点は、この予選です。
今回アバラを骨折している伊藤選手(編集部注:4/15、16に行われた2&4MFJ全日本ロードレース選手権第2戦のレースウイーク中に転倒して骨折。しかし、決勝は優勝)の交代が一番大変なので、スタートは伊藤選手が行うことになりました。
多少前のクルマを抜くのを手こずりましたが、順調に周回し、怪我人とは思えぬ走りで予定の周回を完璧にこなしてくれました。ここが一番良かったところだと思います。
僕に代わって、前後のタイムを聞きながら連続60ラップをワンピットでこなしたわけですが、ただ淡々と走るだけで何も無理せず、といった状態でした。
タイヤを変えた前半のタイムは、やはり#1の方が少し早く自力で追いつける状態ではありませんでした。クルマのバランスもアンダーが強く、外したタイヤもフロントはほぼ全磨耗していたので、大事に行くことに専念しました。
離されてしまったのでちょっと悔しいですが、今の状態の中では最善のレースだったと思います。次回の鈴鹿までには、クルマの状態を見直しもっといいレースができるようにしたいと思います。
応援よろしくお願いします。