911DAYS メイキング NINE ELEVEN DAYS Vol.2<メイキングではないけれど>
編集部が被災!? 編集部本棚底抜け事故を追う
更新日: 2007年02月01日
12月も半ばに差し迫った頃、編集部の資料を満々と蓄える本棚の底板が次々に抜けて、資料が散乱するという事故が起こった。ここでは、そのときの模様を詳しく伝える「ナインイレブン・デイズ社内新聞」から抜粋して紹介したい。
編集部本棚底抜け事故発生
12月12日、午後6時頃。ナインイレブン・デイズ編集部にて、本棚底抜け事故が発生した。幸い怪我人は出なかったものの、現場には本が無数に散乱し足の踏み場もないような状況となった。付近の編集部員の話によると、「ガタンガタンガタン!」というすごい音がし、慌てて駆けつけた時にはすでに手のつけられないような有様だったという。
現場が編集部関の1メートル後方という人口密集地帯にあったことや、底抜けをした本棚と同機種のものを間近に背負っている編集部員もいることから、付近の編集部員は口々に安全性に対する不安を訴えていた。
ナインイレブン・デイズ自治当局の調べによると、底抜けした本棚は全高180センチのスチール製中古品。編集部関が6段ある棚のうち、上から2段目にある資料を取り出そうとしたところ、底板を支えるスチール製留め具のひとつが資料の重さに耐え切れず変形。その後、底板が順に下まで、ドミノ倒しのように爆音を立てながら抜けていった。現場では全力で復旧作業が続けられているが、まだ復旧の見通しは立っていない。
当局は付近の編集部員に注意を促すとともに、今後本棚の監視を厳重に続けていく模様。
ナインイレブン・デイズ社内新聞12/12より抜粋
編集部本棚底抜け事故容疑者逮捕
12月13日、午前1時頃。12日に起こった編集部本棚底抜け事故の容疑者が逮捕された。容疑者はナインイレブン・デイズ編集部員、村越 茂(25歳)。
ナインイレブン・デイズ自治当局の調べによると、編集部関が資料を取ろうとしたときに、底板を支える金具のひとつが破損。「うおっ!」という叫び声を聞いて駆けつけた同容疑者が、斜めになった底板を無理矢理元に戻そうと力任せに本棚を揺すったところ、底抜け事故が雪崩のように発生した。
幸い怪我人は出なかったものの一つ間違えば大惨事となっていただけに、当局はこの事態を重く見、人災の可能性が高いとして同容疑者の逮捕に踏み切った。同容疑者は犯行を大筋で認めたものの、人災ではないかという調べに対し、頑なに天災だと主張している。当局は、競馬につぎ込む金欲しさの犯行の可能性が高いとして、さらに追及する構えだ。
現場の本棚は、最上段に『サーキットの狼 復刻版』全巻が並び、そこから下は空洞となり、最下段に資料が堆く積まれているような状態。付近の編集部員からは、「これでは資料を引き出せない」といった不満の声も上がっているが、今のところ復旧の目途は立っていない。
ナインイレブン・デイズ社内新聞12/13より抜粋
というのが事故直後を伝えたナインイレブン・デイズ社内新聞の抜粋である。
12月20日現在も、底抜け事故を起こした本棚を撤去してニューフェイスを導入するのか、なんとかして再生させるのかも、未だ決まっていない。
付近の編集部員は、頑丈なニューフェイスが仲間入りしてくることを心待ちにしているというが、どうなるだろうか。
本棚を仕切る底板を支える留め具。 左が正常なもので、右が事故後のもの。 グンニャリとひん曲がり、災害の酷さを物語る | 写真は、事故があった本棚と同機種 |
911DAYS Web会員募集!
911DAYS Web Siteをまるごと楽しもう!!
- 911DAYSオリジナルスポーツタオル+オリジナルステッカープレゼント
- スペシャルコンテンツ(試乗記、ポルシェスペック等)
- 会員限定SNS 911DAYSクラブ員の杜
など内容盛りだくさん!