911DAYS メイキング 911DAYS Vol.27911DAYS Vol.27表紙撮影編
表紙撮影の裏側お見せします!!

更新日: 2007年03月20日

日本に上陸したばかりのピッチピチな997GT3RSが表紙となった27号。オレンジと真っ青な空が印象的ですが、撮影はこんなところで行っていました。

997GT3RSが表紙にドドーーンと登場した27号。ポルシェファンならずとも、997GT3RSの迫力に思わず目が止まる表紙ではないでしょうか。一見すると、これってCG？　と思われるほど鮮やかな背景ですが、そんなことはありません。スタッフ一同、気合を込めて撮影した渾身の一枚です。撮影場所は上記の写真を見てもらうと分かりますが、見渡す限り一面が砂浜。といっても、海のように見えるこの景色、実は湖です。しかし、その広さはまるで海のようで、周りには建築物もなく邪魔するものが一切ない絶好の撮影ポイント。そんな、好条件に恵まれた表紙は、 997GT3RSと青空が広がる印象的なものとなりました。

この表紙、撮影自体は順調に進んだのですが、実はここまで997GT3RSを移動するのが超難関。砂浜といっても、専用道路があるわけではなく、道はガッタガタでデッコボコ。997GT3RSといえば、ご存知のようにバリバリの超硬派モデルなため、車高は数㎝の世界。

しかも、日本に上陸したばかりのピッチピチな新車とあって、車体はキズどころかホコリも見当たらないピカピカボディです。安全に運ぶためにも最新の注意を払いますが、常にリップスポイラーは地面スレスレ。スタッフも車体が動くたびにハラハラとしながら、数㎝単位で動かしては調整を繰り返し、なんとか無事に撮影終了となりました。おそらく997GT3RSにとって、砂浜の移動は日本初（もしかしたら世界初!?）となったのではないでしょうか。

こちらが問題となったデコボコ道です。あまりたいしたことはなさそうに見えますが、997GT3RSにとってはこの深さでも致命傷。リップスポイラーがスレスレのところを、ゆ～っくりと移動し、ときにはタイヤの下に板をスベリこませて車高を上げるなど、慎重に慎重を重ねて動かしました。砂浜移動だけでなく、ここまでゆっくり移動したのも997GT3RSにとっては日本初!?　だったのでは……		撮影中のひとコマ。手前で写真を撮っているのは、ガレージクレヨンの岡本店主です。このときの写真はガレージクレヨンホームページでも紹介されています

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