911DAYS メイキング 911DAYS Vol.33【All of Type 997　ホンネの話、997後期型ってどう!?(P20-P35)】
雨ニモマケズ霧ニモマケズ……。天候が危ぶまれた、そんな当日の本誌撮影風景を公開します。

更新日: 2008年09月13日

TOYO TIRESターンパイクでの撮影場所は、標高415M。
あぁ、絶景かな！

911DAYSお馴染みのTOYO TIRESターンパイクでの撮影です。名古屋出発前から、撮影日の天気は雨の予報。天候ばかりはどうにもならない、ということで不安を残しつつも箱根の宿で1泊。翌早朝から撮影を始め、雨の降り出す午後までには終わらせてしまおう、という目論見でスケジュールが動いていきます。

フロントでチェックアウトを済ませ宿から一歩足を踏み出すと、すでに雨がパラパラ、パラパラ。「あれっ、午後からじゃなかったっけ……」と思うものの、天気予報とはそんなもの。豪雨じゃないだけが、せめてもの救いです。
早朝からロケを行う際は、基本的に朝食を途中のコンビニで済ませます。パンやらおにぎりやらを購入すると、その場でサッと口に放り込み、またすぐに移動再開。スケジュールがビッシリと詰まっている撮影では、食事の時間さえも惜しいのです。

山の上の方まで上ってくると、雨こそ弱まってきたものの今度は濃霧が。山の天候は本当に変わりやすいな、と改めて実感させられます。
しかし、その心配も今回の集合場所である、TOYO TIRESターンパイク中腹の駐車場に着くとどこへやら。雨も止んでいれば、霧もない状態。また、ちょうどいい具合の曇り空が太陽光を遮り、撮影時に気になるクルマへの反射や映り込みを最小限に抑えてくれています。
このまたとない好条件を見逃すはずはなく、編集部スタッフ、カメラマンさんのロケチームは、事前に決めてあった写真構図リストに基づいて、フロント、サイド、リア、インテリアなど撮り進めていきます。

そして、2台の撮影を終えた頃に吉田匠さんが時間通りに登場。残すは吉田さんのインプレッションのみ。グワーッと加速してターンパイクを疾走するカレラ前期型とカレラ4S前期型。カレラ前期型は「軽いステアリングが心地よくドライビングを楽しめる」と語っていたのに対し、カレラ4Sは「4WDならではのパワフルな加速感と設置感が爽快だ」と話していました。

終わってみれば、大きな天候の崩れもなく無事終了した今回のTOYO TIRESターンパイクロケ。10月5日（日）に開催される「ポル検」＆「911DAYSイベント」もこの地での実施が決定し、次はぜひ当日の天気を願いたいところです。

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