911DAYS メイキング 911DAYS Vol.33【All of Type 997 宣戦布告 トップ・オブ・ザ997はどっちだ!?(P36-P41)】
更新日: 2008年09月19日
NAモデルとターボモデルの頂点に立つ2台の細部紹介ページ(P40~P41)ではこんなところが見どころ!
NA、ターボそれぞれでトップモデルとなっている2台が揃いました。
気になるエキゾーストサウンドやローンチアシスタントの操作の模様は、『動画ニュース』でお楽しみいただけます!
当日は、スーパーGTのテスト走行も行われていた富士スピードウェイ。それらのマシンと混じってもまったく遜色のない997GT2と997GT3RSの2台は実にサーキットに合っています。まず最初は、2台それぞれの外観撮影からスタート。外観を撮る場合は、影がクルマにかかっていたりしてはいけないので、影一つない広い場所で行います。真夏の、それも炎天下の中なので流れる汗、消耗する体力もハンパじゃありません! 水分補給用のペットボトル飲料を何本も用意し、カットが変わるごとに喉を潤しながら撮影を進めていきます。
ここで、997GT2と997GT3RSというそれぞれのモデルで頂点に君臨する2台を改めて見比べてみましょう。
997GT2はジェット機の翼のようなリアスポイラー、フロントバンパー上部の大きなエアアウトレット、リアバンパーサイドのエアアウトレット、足まわりに一部アルミ製を用いるなど、バリバリにサーキット走行のできる911だということが分かります。
一方の997GT3RSは全長が9mm、全高が5mm、GT2よりも小さいものの、全幅が1852mmとGT2と同サイズ。そして、GT3RSRに14インチの幅広タイヤを履かせるために採用したカレラ4系ワイドボディのサイドにはナナサンカレラを思わせるデカール。997GT2よりも5mm低い車高、997GT3よりも約20kg軽い車重といった、このあたりが市販車なれどレーシー、といった雰囲気をよく演出しています。
次に、インテリア撮りを見ていきます。まずは、上のメイン画像をご覧あれ。スタンド入り口の屋根が大きな影を作りだしています。鋸の刃のようなこの影は、ポルシェ何台でもスッポリと覆ってくれそうです。そこで今回は、この影を活用してインテリア撮影をすることになりました。ローテーションで997GT2と997GT3RSを入れ替えてインテリア撮影を進めていきます。
この2台は、ステアリングホイールやシフトレバー、ドアノブなどにアルカンタラが張られているので、撮影前にはアルカンタラ部を同方向に撫でて向きを整えてやります。そうしないと、写真に写った時のアルカンタラのシワの流れに統一感が出ないのです。特に997GT2は面積の広いシート部にもアルカンタラが使用されているため、特にしっかりと整えています。
外観とインテリア。以上のような部分を気にして見るとキャプションもさらに別の見方ができるかもしれませんよ。これまで気にしてなかった、という人はぜひ本誌33号P40~P41を今一度ご覧ください!
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