911DAYS メイキング 911DAYS Vol.37【996 Carrera 3.4(前期型)×996 Carrera 3.6(後期型)】
汗水垂らしながらのロケ。敵はエアコンから流れ出る水だ！

更新日: 2009年09月16日

夏場の車内には欠かすことができないエアコン。
でも、本誌ロケでは基本エアコンOFFで撮影を進めます。
その理由とは……？

　今回は996カレラ前後期型をTOYO TIREターンパイクに持ち込んでのロケ。ターンパイクは標高が高いため、一般的に「涼しそう」と思いがちですが、本格的な夏になってしまえばそれも関係ありません。
　撮影当日は、文字通りの猛暑日。そんな中まず行った「置き」の撮影では、それぞれのカットに合わせて小まめに車両を動かしていきます。
　クルマを動かしてはいったん降りて撮影、また動かしては降りて撮影……。地道な作業をコツコツとこなすのです。

　こんなとき、ロケ車が旧年式の空冷モデルだと「冷房ちゃんと効くかな……？」という一抹の不安もありますが、幸運なことに今回のロケ車は996カレラ前後期型。当然、エアコンも抜群に効きます。というわけで、こんな日はぜひともエアコン全開の快適な車内に座って車両移動を行いたいところです。

　しかし、ここで注意しなくてはいけないことがひとつあります。それは、どんなに暑くてもロケの一番最初にエアコンをOFFにして撮影を進めるということ。仮に、そのカットを撮る直前にエアコンを止めても、車体下から滴り落ちる水はクルマと一緒で急には止まってくれません。
　そのため、「置き」撮影時には車内がどんなに灼熱地獄だろうが、本誌編集部スタッフは流れ落ちる汗を必死に拭いながら車両を動かしているのです。

　真夏日のロケは、毎回汗水垂らしながらの“アツイ”撮影です。本誌37号を読む際には、ぜひそんな編集部スタッフの“アツイ”想いも感じ取って読んでみてください。また違った楽しみ方を味わえるかも!?
　お買い求めは全国書店、もしくは本HPからどうぞ。

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