911DAYS メイキング 911DAYS Vol.42【歴代ポルシェ15台 サーキット全開タイムアタック!】新旧911全15台の正しい並べ方!
更新日: 2010年12月16日
みなさん、『911DAYS』Vol.42はすでにご覧になりましたか!? ということは、もちろん巻頭特集の見開き写真(P14、P15)もご存知ですね?
そう、930カレラ・クラブスポーツから997GT3後期型まで総勢15台の新旧911が筑波サーキットのコース1000、ホームストレート上にズラリと並んでいるのです! これだけの台数をいかにして素早く並べていくのか!?
その方法は今回のメイキングで明らかになります!
今号の巻頭特集、「歴代ポルシェ15台 サーキット全開タイムアタック!」が行われたのは、筑波サーキット・コース1000。サーキットには全15の新旧911が集められました。が、それに対する本誌編集部スタッフは総勢わずか3名。5倍にもなる台数のポルシェを限られた時間の中で果たして捌くことができるのか? 前もって綿密な計画を立てていたものの、正直なところ「本当に予定時間内にこなせるのだろうか?」という不安な気持ちも当初は頭を過ぎりました。ですが、なんと言っても読者のみなさんに楽しんでいただける誌面を創るため。望むところです!
さて、予定の時刻となり、いよいよP14、P15の見開きカットの撮影が始まります。本誌を見て気付いた人も多いかと思いますが、このカットは実は2台積みの積載車をコース内に乗り入れ、その上から撮影しているのです。その積載車の上にはカメラマンと編集部関が上り、前もって制作してある絵コンテに合うようにカメラアングルと車両レイアウトを考えながら、各車両を並べる位置と微妙な配置を指示します。
そして、下で車両を動かすのが編集部日比野と根賀。さらに当日のドライバー陣の中谷さん、松田さん、壷林さん。
まずは、964カレラRSレーシングパッケージ、993カレラRSクラブスポーツ、996GT3クラブスポーツ前期型と、元々決められていた順番通りに1台1台をピットロードに並べていきます。次に、積載車の上からの指示に従い1台1台をコース上へと移動させていくのです。
そんな連係プレーの際に活躍したのが、編集部が持参した秘密兵器のトランシーバーです。ここがショートサーキットだとは言え、毎回連携を取る度に大声を張り上げあっていたのではキリがありません。ボタンひとつで通信ができるトランシーバーを使い、「もう少し前へ」、「そのまま平行移動で右へ」など、細かな調整をスムーズに行うことができました。
車両が並べられ終わると、私こと編集部根賀は整列させられていく車両1台1台の左右のシート位置を合わせたり、シートベルトがグニャッとゆがんでいないかチェック。インテリアと言えど、写真に写り込んでしまう肝心な部分。本誌の撮影では一切妥協はしません! これだけのことをやって初めて今号の迫力ある見開き写真が完成するのです。
930から最新の997までの新旧911が一同にサーキットのホームストレートに並ぶことなんてまずあり得ない光景! まだ未チェックのアナタ、今すぐ本誌42号を手にしてチェックしてくださいネ!
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