911DAYS メイキング 911DAYS Vol.43【歴史上の名車クローン 930ターボ プロトタイプ仕様】事前の下準備があってからこそ成せる、『911DAYS』ロケ!
更新日: 2011年03月10日
本誌Vol.43のP36~P39で登場する930ターボ プロトタイプ仕様。自慢じゃないですが、今回も超カッコいいカットが多数出てきます。それもこれも、当然のごとく行き当たりばったりの撮影では成し得ないもの。ページ構成から、必要なカットまでが、あらかじめしっかり決まっているからこそ芸術的なページが完成するのです。ジマン、ジマン。
3月7日から全国の主要書店ではポルシェ専門誌の『911DAYS』が発売されています。当然ながら、このメイキングコーナーを読んでいるみなさんはすでにゲットしていますよね!? そう、今回の巻頭特集では『通もうなる 見た目カッコイイポルシェの作り方』をテーマに、「シャコタン」と「ツライチ」の方法に的を絞ってポルシェのモディファイについて紹介しています。
そんな中、<応用編>の1台として930ターボのプロトタイプ仕様が登場(P36~P39)。メインカットでは、工場跡地のような建物をバックに930ターボのカッコよさが、実にクールに演出されています。
このメインカットを一見すると、「撮影されたのは陽も落ち始めた夕方過ぎかな?」と思った人も多いはず。しかし実はこれ、まっ昼間もまっ昼間。午後3時頃に撮影したものなんです。時間帯、太陽の位置から考えて工場の日陰ができることを想定。あえて午後3時頃に撮影しました。
911DAYSでは基本的にどんなロケであっても、必ず事前の下準備を万全にして撮影に臨みます。中でももっとも大切なのがラフです。ラフとは、ようはページの構成図のこと。「どんなカットを何点くらい載せるのか?」、「本文の文章量はどれくらい必要か?」、「クルマの向きは右か左か、はたまたフロントからか? それともリアからか?」など、ページ創りのために必要な情報をすべてあらかじめラフに起こしてロケを行います。
さらに言えば、今回の撮影ではストロボを使用して陰影をつけたカッコいい雰囲気の写真が欲しい、というラフ(絵コンテのようなもの)のイメージでした。つまり、それによって撮ってもらうカメラマンさんも変わってくるのです。930ターボを撮る際には、あえてアグレッシブな写真を得意とするカメラマンさんにお願いしました。
また、誌面を見ていただければ分かる通り、キャプション写真もまるで計算しつくされたかのようにビッシリと埋め尽くされています。これも事前のイメージがキチンとでき上がっているからこそ。またも、ジマン、ジマン。
これら一連の下準備がキッチリしているからこそ、『911DAYS』ならではの誌面創りを可能にするのです。そんな点を気にしつつ今号を読み返していただけると、編集部としてはメチャクチャ嬉しいです。
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