911DAYS メイキング 911DAYS Vol.46【997スピードスターの“スピードスター度”を探る】
ソフトトップの収納に四苦八苦！

更新日: 2011年12月22日

997スピードスターの“スピードスター”らしさを探るため、930スピードスターターボルックを比較対象に引っ張り出した今回のロケ。撮影のために997スピードスターの幌を開けたところまではよかったけれど……？

　ここ最近、ロケで箱根を訪れるとあたり一面が霧に覆われてしまっている、なんて運の悪いシチュエーションに何度も遭遇してしまう、雨男の編集部根賀でございます。「天気が悪いのは自分のせいじゃない！」と毎回強く自分に言い聞かせてロケに臨んでいるのですが……、やはり今回も例に漏れずガスってしまったようです。
　せっかく997スピードスターと930スピードスター ターボルックの2台の新旧911スピードスターが揃い踏みしたっていうのに！

　本誌を読んでくれた人はすでにご存知かと思いますが、今号では997スピードスターの“スピードスター”度を探るため、両車を徹底比較しています。もちろん、それぞれのソフトトップのオープン＆クローズ状態もチェック。ということで、まずは930スピードスターから。これまで幾度となく撮影してきた車種だけに、操作も実に手馴れたものです。

　続いては997スピードスター。幌を開けたところまではよかったのですが……、なぜか閉まらない……。どうやら手順を間違えていたようです。997スピードスターといえば、総生産台数356台の限定車。ポルシェ専門誌を創っている我らといえども、そうそうお目にかかれる機会はありません。しかし、ここで役に立ったのはやはり『911DAYS』。前号Vol.45で、997スピードスターの幌の開け方を1～8の手順で紹介したばかりです。

ようは、その逆を辿っていけば必然的に幌を収納することができるのではないかという目論みです。進むべき道は決定しました。Vol.45片手に、8→7→6→5……1。

「ガッチャン」

　この瞬間スタッフ全員がガッツポーズしていたのは言うまでもありません。持つべきものは『911DAYS』。改めてそれを実感した今回のロケでした。

997スピードスターと930スピードスターの比較が読める本誌Vol.46についての詳細はコチラから。

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