ポルシェニュース「トランスシベリアラリー2008」に向けポルシェチームがトレーニングを開始

更新日: 2008年05月24日

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モスクワからモンゴルの首都ウランバートルまでのコースで争われる、「トランスシベリアラリー」。昨年、その速さと卓越したオフロード性能で、見事1位～3位を独占したのが「カイエンS トランスシベリア」だ。
今年7月に行われる「トランスシベリアラリー2008」では、その「カイエンS トランスシベリア」が19チームから出走する。

本番間もなくの5月20日～22日、ポルシェ社は各参加者に対し、ライプツィヒ近郊でトレーニングを実施した。トレーニング参加者は、オフロードドライビングを十分に体験するだけでなく、ナビゲーションシステムの使用方法を徹底的に学習。

さらに、「トランスシベリア2007」の覇者である、ロッド・ミレンと、「ダカールラリー」2冠のアンディ・シュルツもこのトレーニングに訪れ、参加者たちに貴重なアドバイスを送った。

また技術セミナーでは、ポルシェのエンジニアたちがマシンの基本的なメンテナンス作業をドライバーとコ・ドライバーに直接指導。これにより、参加者たちはレース中の簡単なトラブルに自ら対応できるだけの知識と技術を身につけることができたようだ。ちなみに、技術的な重大トラブルが発生した場合や事故に遭遇した場合は、ルート全体を通して併走する技術チームがサポートすることになっている。

今年のトランスシベリアラリーは、7月11日にモスクワをスタートし、7000km以上を走破。7月25日にモンゴルのウランバートルでゴールを迎える。

トレーニング参加者たちがシベリアを舞台にどんな活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。