ポルシェニュースPCCJ2008 第10戦/第11戦レース結果
更新日: 2008年10月16日
10月11日、12日に富士スピードウェイで開催されたPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)第10戦、11戦。今シーズンのチャンピオンが決定する最終2連戦は、F1サポートレースということもあり、いつもにも増して華やかな雰囲気の中、開催された。
第11戦、クラスAはオープニングラップを制した#27都筑善雄選手を2周目のダンロップコーナーでかわした#8清水康弘選手が、その後も安定した走りを見せ、見事勝利を飾った。続く2位には#27都筑(善)選手、3位には#28都筑晶裕選手が入った。これによりシリーズポイントは、#28都筑(晶)選手が168ポイントでトップ、2位#8清水選手が163ポイント、3位#27都筑(善)選手が160ポイントと続き、シリーズチャンピオン決定は最終11戦まで予断を許さない状況となった。
一方クラスBは、ミスのない走りで背後から迫りくる#37濱口弘選手の追撃を抑えた#33小早川済瑠選手が優勝。2位に入った#37濱口選手はトータル190ポイントを獲得。最終戦を待たずしてクラスBのシリーズチャンピオンが決定した。
翌12日の最終戦。注目はシリーズチャンピオンを目指し熾烈な戦いを繰り広げるクラスA。ポールポジションから好スタートを切った#27都筑(善)選手を前日のウイナー#8清水選手、シリーズランキングトップの#28都筑(晶)選手が追う展開。逆転チャンピオンを狙う#8清水選手は#27都筑(善)選手と抜きつ抜かれつの激しいバトルを展開。そんな争いは劇的な幕切れを迎える。最終ラップのヘアピン立ち上がりでわずかに挙動を乱した#27都筑(善)にアウト側から#8清水選手が並びかける。続くダンロップコーナーで、2台は並んで進入するが僅かに接触。#8清水選手はやや失速し、そこを逃すまいと、すぐ後ろにつけていた#28都筑(晶)選手)は、一気に抜き去り2位へとポジションアップ。3台はこのままフィニッシュラインを駆け抜けた。注目のシリーズチャンピオン争いは、土壇場で2位入賞を勝ち取った#28都筑(晶)選手が何とか逃げ切る形となった。
また、すでにシリーズチャンピオンが決定しているクラスBでは、#37濱口選手が優勝し、有終の美を飾った。
およそ6ヶ月、全11戦で開催された今シーズンのPCCJ。この長いシリーズで、クラスAチャンピオンに輝いた#28都筑(晶)選手は「厳しい戦いでしたけど、今は正直チャンピオンを獲れて、ホッとした気分です」と、安堵の表情を浮かべた。
またクラスBチャンピオンの#37濱口(選手)は「最終戦で表彰台に上がれなかったのが残念ですけど、勝利数も一番で完全優勝できたのがうれしいですね」と、今後のレース活動に向けての自信を覗かせていた。
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