ポルシェニュースニュー911 GT3 ジュネーブモーターショーでデビュー

更新日: 2009年01月30日

ポルシェは、GT3をマイナーチェンジし、ワールドプレミアを3月3日より開催されるジュネーブモーターショーで行うと発表した。

ニュー911 GT3は、排気量を3.8リッターに拡大。さらに吸気側カムシャフトだけではなく排気側カムシャフトもバリオカムがコントロールするようになり、前モデルよりも20psアップの435psを発揮する。0－100km/h加速は4.1秒、160km/hまでの到達時間は8.2秒、最高速度は312km/hに達する。

またニュー911 GT3には、PSM（ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム）がGT3としては初めて装備され、SC（スタビリティーコントロール）とTC（トラクションコントロール）を2段階で解除することが可能となった。
ブレーキ関連では、ディスクが大径化され、軽量化のためにアルミニウム製ハット部が採用された。さらにオプションとして、GT3専用設計のPCCB（ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ）も用意される。

エクステリアでは、大型リアスポイラーのデザインを一新。さらなるダウンフォースの獲得を実現している。また、新型バイキセノンヘッドライトの採用、テールランプのLED化、エアインテーク/アウトレットの変更など、大幅に変更されたエアロダイナミクスパッケージによってニュー911 GT3はまったく新しいエクステリアに生まれ変わっている。