ポルシェニュースポルシェが環境に配慮した塗装工場を建設中
更新日: 2009年10月09日
ポルシェは、現在ツッフェンハウゼン本社工場敷地内に環境に配慮した塗装工場を新たに建設している。
元々デュールAGの敷地で、2008年にポルシェが取得したプラント1&プラント5の隣がその建設地だ。
稼動は2交代制になり、1日の処理能力は最大170台。911とボクスターシリーズの塗装が行われる。
さらに施設は最新テクノロジー(特に環境保護分野)を駆使し、塗装工程を100%密閉状態で行うため防塵対策も万全だ。これら環境保護に配慮した方法により、塗装品質をさらに高めるとともにホールの空調空気の必要量を減らすことが可能になった。
さらに、塗装粉塵用の静電集塵装置により溶剤と微粒子の排出量は最小限に抑えられ、塗装工程は一般的に義務づけられている高さ60mの煙突がなくても行うことができる。
これは循環空気量の増加と排気浄化装置の採用によるもので、煙突の高さはわずか10m。
そのほかにも環境にやさしい革新テクノロジーとして、非常に効率的なエネルギー管理システムが採用されている。
ポルシェAGの生産物流部門のトップを務めるヴォルフガング・ライムグルーバーは、「この新しい塗装工場によりポルシェは、現在、未来に渡りツッフェンハウゼンから卓越した品質の製品を確実に提供できるようになります。と同時に、環境的にも経済的にも極めて優れた方法で資源を節約することになります」と述べた。
この新工場での操業開始は2011年を予定している。
前後の記事
- ポルシェ マイスター資格試験を実施 2009年10月13日
- ポルシェが環境に配慮した塗装工場を建設中 2009年10月09日
- ポルシェエンジニアリング 経営陣を刷新 2009年10月08日
911DAYS Web会員募集!
911DAYS Web Siteをまるごと楽しもう!!
- 911DAYSオリジナルスポーツタオル+オリジナルステッカープレゼント
- スペシャルコンテンツ(試乗記、ポルシェスペック等)
- 会員限定SNS 911DAYSクラブ員の杜
など内容盛りだくさん!