ポルシェニュースRUF カイエンベースのEVを公開
更新日: 2009年12月11日
今月7日、ドイツのRUF(ルーフ)はコペンハーゲンで開幕したCOP15(国連気候変動枠組み第15回締約国会議)において、ポルシェのカイエンをベースにしたEV(電気自動車)、「eRUFストームスター」を公開した。
これは、SUVの電気自動車としては世界初の試みだ。
RUFはこれまでにも911カレラをベースにしたEV「eRUF911プロトタイプ」、911カレラカブリオレをベースにしたEV、「eRUFグリーンスター」などを開発しており、後者は最高出力367ps、0-100km/h加速5秒、最高速度320km/hのパフォーマンスを達成している。
「eRUFストームスター」では、911ベースのEV開発で得られたノウハウをSUVのカイエンに応用。「eRUFグリーンスター」と同様、EVシステムはドイツの大手電子機器メーカー、シーメンスと共同開発している。
特に、「eドライブ」と呼ばれるパワートレーンは、モーター、ジェネレーター、コントロールモジュール、リチウムイオンバッテリーを一体設計し、やはり最高出力367ps、最大トルク96.9kgmと非常に強力なスペックを発揮。2次電池はLi-Tec社製のリチウムイオンバッテリーを採用、充電は400Vプラグに接続して約1時間で完了する。
ただし、「eRUFストームスター」はまだ開発途中という段階。
今後のさらなる進化が楽しみだ。
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