ポルシェニュースポルシェが販売底打ちの見解を発表
更新日: 2009年09月16日
ポルシェSEは、9月15日に行われたフランクフルトモーターショーでのプレスカンファレンスにおいて、2008/2009事業年度(7月末日)の同社期末直後における業績概要の一時報告を発表した。
ポルシェAGが予想した車両販売台数は24%減の約75,200台となり、予想収入は12%減の66億ユーロに留まった。このことから、ポルシェSE取締役およびポルシェAG最高経営責任者(CEO)であるミハエル・マハトは、販売台数が底打ちとの見解を示し「今後数ヶ月は困難な状況が続くと思いますが、2010年度についてはやや楽観的な見通しを持っています」と述べた。
2008/2009年事業年度では、911車両販売台数が14%減の約27,100台(暫定販売台数)を維持。カイエンは予想販売台数の34,300台(-25%)、ボクスター&ケイマンは計13,100台を販売した。ポルシェミッドシップモデルの販売台数40%減という数字は、他のモデルシリーズと比べて高いレベルになっているが、これは2009年2月に行われたモデルチェンジが主な原因だ。
また、地域別の販売台数を見るとドイツ国内では、わずか9%減の12,300台、一方の北米では30%減の約22,700台と経済危機の影響を直接受ける形になった。ドイツおよび北米以外の地域では、23%減の40,300台との暫定数が出ている。
さらに、生産台数は約76,700台の見込みで、これは前年度比の27%減。ライプツィヒ工場では、カイエンが約32,600台、パナメーラが約1,900台、911が約27,800台生産されている。ボクスター&ケイマンは約14,400台が生産された。
雇用については2008/2009年度にも新たに創出し、社員数は450名増の12,652名となった。これらは、ライプツィヒ工場および各国におけるポルシェの現地法人で創出されたものだ。
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