ポルシェニュースALMS マニュファクチュアラー部門でポルシェがタイトル獲得、さらに環境賞も受賞
更新日: 2009年09月30日
ポルシェは、ロードアトランタサーキットで開催されたALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)第9戦のプチ・ル・マンにおいて、ポルシェ911GT3RSRを駆るワークスドライバーのウォルフ・ヘンツラー/ディルク・ヴェルナー組(ともにドイツ)が、GT2クラスで3位入賞を達成。
この結果、シーズン最終戦を待たずしてマニュファクチュアラー部門のタイトルを獲得した。
ジョージア州で行われた10時間1,000マイルのレースは、中盤の激しい雨により中断しそのままレース終了になった。
ドライバーのウォルフ・ヘンツラーは、「あの状態ではレースは無理です。コース全体が水に覆われてしまっていました。私たちは調子がよかっただけに残念です。
しかし、表彰台の結果には満足していますしポルシェのタイトル獲得に貢献できて嬉しく思っています」と語っている。
また、ドライバー部門の結果については最終戦に持ち越された。
ただし、イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ロング(米国)が、同じくワークスドライバーであるマルク・リープ(ドイツ)と組みフライングリザードモータースポーツ911GT3RSRで5位と健闘。ポイントで大きなリードを保ち最終戦に臨む。
さらに、フライングリザードモータースポーツのもう1台の911GT3RSRをドライブするアメリカ人ドライバーのダレン・ロー/セズ・ニーマン/ヨハネス・ファン・オーバービーク組が7位に入ると同時に「ミシュラン グリーン×チャレンジ」を獲得した。これは、周回数と燃料消費量から計算した総合的な効率がもっとも高い車両に与えられる賞だ。
一方のLMP2クラスでは、ポルシェワークスドライバーのサシャ・マーセン(ドイツ)/クラウス・グラフ(ドイツ)/グレッグ・ピケット(米国)組が駆るRSスパイダーが3位でフィニッシュし、3戦連続で表彰台に立った。
ALMSの最終第10戦は、10月10日にカリフォルニア州のラグナセカで開催される。
【レース結果】
ALMS第9戦 ジョージア州ロードアトランタ
GT2クラス結果
1. メロ/カッファー/サロ組(ブラジル/ドイツ/フィンランド)フェラーリF430 GT、170周
2. ミュラー/ミルナー/ミュラー組(ドイツ/米国/ドイツ)BMW E92 M3、169周
3. ヘンツラー/ヴェルナー組(ドイツ/ドイツ)ポルシェ911 GT3 RSR、169周
4. ベレッタ/ギャビン/ファスラー組(モナコ/イギリス/スイス)シボレーコルベットC6.R、169周
5. ベルクマイスター/ロング/リープ組(ドイツ/米国/ドイツ)ポルシェ911 GT3 RSR、169周
6. マグナッセン/オコーネル/ガルシア組(デンマーク/米国/スペイン)シボレーコルベットC6.R、168周
7. ロウ/ニーマン/ファン・オーバービーク組(米国/米国/米国)ポルシェ911 GT3 RSR、162周
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