ポルシェニュースポルシェがセブリング12時間耐久レースで1988年以来の総合優勝
更新日: 2008年03月21日
ポルシェは、アメリカ・フロリダ州セブリングで開催された、アメリカン・ル・マン・シリーズ開幕戦のセブリング12時間耐久レースで、1988年以来の総合優勝を飾った。
56回目を迎え、15万人の観客が駆けつけたこの伝統のレースは、トップ3台がラストラップまで同一周回を争う白熱の展開。その中でLMP2クラスに参戦するRSスパイダーは、最高出力で約300ps、パワーウェイトレシオで約40%も上回るLMP1クラスのマシンを相手に一歩も譲ることなく12時間を走り抜き、強敵を退けて堂々のワン・ツー・フィニッシュを勝ち取った。LMP2クラスのマシンの総合優勝は史上初の快挙で、ポルシェにとっても962のでの最後の優勝から20年ぶりのうれしい勝利となった。
ポルシェのモータース部門を率いるハルトムート・クリステン氏は、「今回の勝利はRSスパイダーにとって過去に例のない大きな勝利だ。今日のこの成果は、ペンスキーレーシングが12時間にもおよぶレースで完璧なチームワークを発揮し続けたことによるものだ」と、喜びを語った。
また、GT2クラスでもポルシェ911GT3RSRが表彰台の1・2位を獲得。今回のレースでポルシェは、セブリングの総合優勝18回、クラス優勝65回を数えることとなり、耐久レースでの信頼性をさらに不動にし、もっとも成功を収めたマニファクチュアラーとしての地位を揺るぎないものにした。
- 総合結果
- 1:ペンスキー・モータースポーツ ♯7 ポルシェRSスパイダー(LMP2) ベルンハルト/デュマ/コラール組(ドイツ/フランス/フランス) 351周
- 2:ダイソンレーシング ♯20 ポルシェRSスパイダー(LMP2) ライツィンガー/フランキッティ/ラリー組(米国/イギリス/米国) 351周
- 2:ダイソンレーシング ♯20 ポルシェRSスパイダー(LMP2) ライツィンガー/フランキッティ/ラリー組(米国/イギリス/米国) 351周
前後の記事
- 富士スピードウェイでポルシェカレラカップジャパンの合同テストが行われる 2008年03月24日
- ポルシェがセブリング12時間耐久レースで1988年以来の総合優勝 2008年03月21日
- Nippon ClassicCar Rally 2008 in 京都が4月6日開催。テーマは「桜花爛漫」 2008年03月19日
911DAYS Web会員募集!
911DAYS Web Siteをまるごと楽しもう!!
- 911DAYSオリジナルスポーツタオル+オリジナルステッカープレゼント
- スペシャルコンテンツ(試乗記、ポルシェスペック等)
- 会員限定SNS 911DAYSクラブ員の杜
など内容盛りだくさん!