ポルシェニュースハンス･ヘルマンセブリング殿堂入りを果たす

更新日: 2012年03月21日

ポルシェワークスドライバーとして多くの輝かしい成績を残したハンス･ヘルマンが、アメリカはフロリダ州にあるサーキット、セブリング･インターナショナル･レースウェイで殿堂入りを果たした。

1953年から1970年にかけてレーシングドライバーとして活躍したヘルマンは、セブリングのレースでは2度の総合優勝を達成。セブリング12時間レースでは、1960年にオリビエ･ジャンドビアンとポルシェ718RS60を駆り勝利したほか、1968年にはジョー･シフェールとポルシェ908で勝利を手にした。さらに、1956年と1966年にはポルシェのクラス優勝にも貢献している。

中でも、総排気量1.6リッターの718RS60がデビューを飾ったレースでは、ヘルマン/ジャンドビアン組のほかにホルベルト/シェクター組のポルシェチームに参加しており、3リッタークラスの競合モデルを抑えてワンツーフィニッシュを達成した。
ヘルマンは42歳で現役を退くまでに、ミッレミリア、タルガ･フローリオ、カレラ･パナメリカーナ、ル･マン24時間レースなどにおいてポルシェで勝利を収めている。