ポルシェニュース991GT3がついに登場! 予約受注も開始!!
更新日: 2013年03月05日
ポルシェ ジャパンは、3月5日(火)に開幕するジュネーブモーターショーのプレスデーで、新型911GT3の991GT3がデビューすると発表した。また、これに合わせて3月12日(火)より全国のポルシェ正規販売店で991GT3の予約受注を開始する。
このニューモデルに搭載されるのは、475ps/8250rpmを発生する3.8L水冷水平対向6気筒エンジン。トランスミッションはPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)で、駆動方式はもちろんRRだ。このエンジンは、991カレラSのエンジンをベースにしているが、共用部品はごくわずか。それ以外のコンポーネントについては、特にクランクシャフトとバルブ駆動機構をはじめとし、GT3専用にチューニング、開発されている。チタニウム製コネクティングロッドと鍛造ピストンは、先代モデルに引き続いての採用となった。
こうした基本的な改良は、9000rpmもの最高回転数を可能にする超高回転型エンジンの土台となっている。デュアルクラッチトランスミッションも、GT3専用に開発された装備のひとつ。その特性は、モータースポーツの分野で採用されているシーケンシャルギアボックスからアイデアを得ており、パフォーマンスとダイナミクスに関してドライバーにさらなるメリットをもたらす。
また、991GT3では精確さと横Gへのダイナミクスを徹底的に高めるべく、ポルシェとしてはアクティブリアホイールステアリングを初めて採用した。このシステムは、リアホイールを車速に応じてフロントホイールと逆または同じ方向に動かすことで、俊敏性と安定性を向上させるというもの。その他の新しい機能としては、電子制御リアディファレンシャルとダイナミックエンジンマウントが挙げられる。
新開発のオールアルミ製サスペンションは、先代モデルと同じく車高、トー、およびキャンバーを調節可能。足元には、センターロックシステムを備える新しい20インチ鍛造ホイールが装着される。
ボディ構造はこれまでのセオリー通り、現行991カレラの軽量ボディをベースにした2シーターとなるが、フロントセクションとリアセクションは専用設計だ。さらに、991GT3のリアアクスルは991カレラと比べてトレッドが44mm拡大された。そしてもうひとつの大きな特徴が、大型の固定式リアウイング。空気抵抗を抑えながらもダウンフォースをさらに増加させ、エアロダイナミクスに大きく貢献している。
これらの結果、最高出力は前述の通り475ps、パワーウェイトレシオは3.0kg/hpとなる。0-100km/h加速に要する時間はわずか3.5秒だ。トップスピードは315km/hで、ニュルブルクリンク北コースを7分30秒以内でラップする。997GT2が7分32秒という数字だったため、このニューモデルはそれをさらに2秒上回った。
発表された車両本体価格は下記の通り。
【991GT3 車両本体価格】
2013年3月5日現在
車種 トランスミッション ハンドル 車両本体価格
(消費税込価格)
991GT3 7速PDK 左 ¥18,590,000
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