ポルシェニュースPCCJ若手ドライバー育成プログラムが川端伸太朗に決まる

更新日: 2013年03月13日

ポルシェジャパンとPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)委員会は、2009年より実施している「PCCJ若手ドライバー育成プログラム」の2013年シーズンとして、川端伸太朗選手(20歳)を選出したことを発表した。

書類選考によって選ばれた2名の若手ドライバーは、オーディション最終審査として今年2月に富士スピードウェイで997GT3カップ(2011年モデル)をドライブ。ラップタイムのみでなく、ドライバーとしての資質や環境など総合的な審査による結果、川端選手が栄えある4人目のPCCJ若手ドライバーとして選ばれた。ゼッケンは14番、“GARMIN PORSCHE(ガーミンポルシェ)”の13年式997GT3カップで2013年シリーズのチャンピオンクラスにエントリーする。

川端伸太朗選手は、2007年に全日本ジュニアカート選手権でチャンピオンを獲得するなど目覚ましい活躍を見せ、2011年からFCJ(フォーミュラチャレンジジャパン)に参戦。2シーズン目の2012年には3度ボディウムに上がり、シーズン6位を獲得した。
「GTカテゴリーのマシンについて学ぶには、これ以上ない恵まれた環境であるPCCJへ参戦する今シーズンは、僕のレースキャリアで大きな一歩になると思います。憧れのポルシェでレースができるのも、素直に嬉しいです」と川端選手はコメントする。

また、昨年PCCJに参戦したExcellence Motorsportは、Bright Motorsport(ブライトモータースポーツ、ゼッケン12)として引き続き2013シーズンを戦う。ドライバーは2012年のFCJシリーズで8位を獲得した21歳の小河諒選手だ。
さらに、ポルシェセンター横浜、湘南を経営するインプロブ株式会社がIMPROVE RACING(インプロブレーシング、ゼッケン78)を結成し、PCCJに参戦する。ドライバーの近藤翼選手(23歳)も、川端選手、小河選手と同じく、FCJからの参戦となった。

今年2013シーズンのPCCJは、FCJで凌ぎを削った若きドライバーたちによる熱きバトルも見物となりそうだ。

【川端伸太朗プロフィール】

■氏　名　：川端伸太朗(かわばたしんたろう)

■生年月日：1992年9月14日(20歳)

■ 出身地：大阪府

■ レース戦歴
2012年(20歳) フォーミュラチャレンジジャパン (シリーズ6位)

2011年(19歳)　フォーミュラチャレンジジャパン (シリーズ12位)

2010年(18歳) CIK-FIA 世界選手権 Super-KFクラス (シリーズ 5位)

2009年(17歳)　JAF全日本Super-KFクラス（シリーズ9位）、全国大会 Super-KTクラス参戦優勝

2008年(16歳) JAF全日本カート選手権KF2クラス（シリーズ4位）、CIK-FIA世界選手権MACAU大会スポット参戦 14位

2007年(15歳) JAF全日本ジュニアカート選手権（シリーズチャンピオン）