ポルシェニュースポルシェ ジュニアたちの2013シーズン
更新日: 2013年03月23日
ポルシェAGが擁するポルシェワークスドライバー予備軍とも言うべき4名のポルシェ ジュニアたちが、2013年のポルシェワンメイクシリーズに挑戦する。
まず、4名の若手レーシングドライバーは、それぞれが所属するチームを選択。オーストリア人のクラウス・バハラー(21)は、5月12日にバルセロナで開幕するポルシェ・モービル1スーパーカップにフェルヒレーシングより参戦する。デンマーク人のミカエル・クリステンセン(22)は、昨年のGP2シリーズのチャンピオンチームであり、今年から新たにスーパーカップに参入するフランスのDAMSからエントリー。5月4日にホッケンハイムで開幕するポルシェカレラカップドイツには、スペイン人のアレックス・リベラス・ボウ(19)がアテンプト・レーシングより参戦し、フェルヒ・レーシング・バイ・ルカス・モータースポーツからは、アメリカ人のコナー・ド・フィリッピ(20)が出場する。ポルシェにとって、これだけ多くの若手ドライバーたちを同時にサポートするのは初めてだ。
バハラーとクリステンセンは、ポルシェカレラカップドイツで優秀な成績を収めたことが認められてモービル1スーパーカップへの参戦にこぎつけたが、今年1月にはポルシェのサポートを受けてデイトナ24時間レース(アメリカ・フロリダ)にも出場している。
さらに彼らは、テネリフェ島で行われていたポルシェのワークスドライバーたちのトレーニングキャンプへ合流し、長いレースシーズンに対応できるだけのレベルの体力も作り上げてきた。
一方のアレックス・リベラス・ボウとコナー・ド・フィリッピは、ポルシェジュニアとしては初めてのシーズンだ。この2名は、ポツダムとヴァレルンガで実施されたテストにおいて、世界中から集まった他の若手ドライバーたちを退けた。2段階の厳しい選考過程では、身体能力、精神力およびテクニカルな知識に加え、エンジニアたちとの意思疎通、模擬予選でのラップタイムなどの要素が考慮されている。
これにあたり、ポルシェは4名のジュニアたちのシーズン参戦費用の大部分を負担。また、ジュニアたちのコーチには、サシャ・マーセンが今年も就任する。
ドイツ出身のマーセンは、スポーツプロトタイプやGTレースカーに乗り、ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)で3度タイトルを獲得。ル・マン24時間耐久レース、セブリング12時間耐久レースではクラス優勝という実績を挙げている。
さらに、ドライバーたちの才能発掘やコーチング、ドライビングインストラクターとしても豊富な経験を持つ。
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