ポルシェニュースグッドウッドで911の50年を祝福

更新日: 2013年06月22日

ポルシェAGは、グッドウッドで7月11日から14日まで開催される世界最大のモータースポーツフェスティバル、「フェスティバル･オブ･スピード」に参加する。

今回で20回目を迎える同イベントは、伝説のレーシングカーと著名なレーシングドライバーが集う場所。今年は、「911の50年」をフォーカスし、来場者は、ポルシェの歴史を築いた市販モデルや911ベースのレーシングカーによる走行を見ることができる。
これらのレーシングカーをドライブするのは、ラリーでワールドタイトルを2回獲得したワルター･ロールと、ル･マン24時間レースを2度制し、DTMチャンピオンにも輝いたハンス＝ヨアヒム･シュツックだ。

ハンス･ヘルマン

このイベントはウエストサセックスにあるマーチ卿の私有地で開催され、ポルシェミュージアムのコレクションからは、ル･マン24時間レースを制覇した962や911GT1 ’98のほか、935/78 “モビー・ディック”が参加する。
さらに、かつてポルシェのファクトリードライバーを務めたハンス･ヘルマンとリチャード･アットウッドが、ナンバー23を付けた伝説のマシン、ポルシェ917KHをドライブする予定だ。この917KHは、1970年のル・マン24時間に参戦し、ポルシェに初めての総合勝利をもたらした伝説の1台。この勝利が過去16回の総合優勝の始まりとなる。

また、ル･マンで3勝を挙げ、ポルシェのレーシングカーの中で最も成功したマシンのひとつに数えられる936スパイダーもグッドウッドに登場。他にも、ポルシェミュージアムからは911SCサファリ、“パリ･ダカール”911カレラ 4x4、964スーパーカップ、917/30、996GT3RSRといった5台のマシンが送り込まれ、グッドウッドのスタートラインに並ぶ。
また、ローナーポルシェ“Semper Vivus”に加え、911Sなどの展示も行われる。