ポルシェニュースマーク・ウェバー ポルシェでル・マン参戦
更新日: 2013年06月28日
ポルシェAGは、オーストラリア出身のF1ドライバー、マーク・ウェバーと複数年に渡る契約を交わしたと発表した。ウェバーは、2014シーズンからポルシェの新しいLMP1スポーツプロトタイプでル・マン24時間耐久レースとWEC(スポーツカー世界耐久選手権)に参戦する予定だ。
36歳のウェバーは、すでにル・マン24時間に2回参戦した経験を持つ。さらに、1998年にはFIA GT選手権でスポーツプロトタイプをドライブし、シリーズランキング2位を獲得している。
2002年にはF1でのキャリアをスタートし、表彰台登壇36回、優勝9回、ポールポジション獲得数は11回にも及ぶ。
「ポルシェのル・マン24時間およびWECのトップカテゴリーへの復帰に関われること、そしてチームの一員となることができ光栄です。ポルシェは、マニュファクチュアラーとしてレースの歴史を刻み、傑出したテクノロジーと最高のパフォーマンスの代名詞です」とマーク・ウェバーは語る。「私のF1のキャリア後に待ち受ける、新たなチャレンジを非常に楽しみにしています。ポルシェが自らにきわめて高い目標を設定したことに疑いの余地はありません。世界最速のスポーツカーの一台をドライブするのを今から待ち切れません」とも話す。
ポルシェAGの研究開発担当役員、ヴォルフガング・ハッツは、「私たちのLMP1プロジェクトに、現在最高かつ最大の成功を収めているF1ドライバーのひとりであるマーク・ウェバーを迎えることができ、大変嬉しく思っています。マークは、世界最高のレーシングドライバーのひとりであることは明白で、彼はル・マン24時間の経験がある上、長年のポルシェ エンスージャストでもあるのです」と述べた。
さらに、LMP1トップのフリッツ・エンツィンガーは、こう話している。「ともにF1に関わっていたときからマークの資質を評価しています。彼は私たちのチームにとって考え得る最高のドライバーのひとりです。2014年シーズンから、このように経験豊かで速いレギュラードライバーと一緒に戦うことができ、非常に喜んでいます」。
マーク・ウェバーとともに新たなLMP1カーに搭乗するのは、ポルシェワークスドライバーのティモ・ベルンハルト(ドイツ)とロマン・デュマ(フランス)の2名のベテラン、さらに元F1テストドライバーのニール・ジャニ(スイス)。ベルンハルトとデュマは2010年のル・マン24時間で総合優勝の経験を持つ。また、2007年と2008年にはLMP2スポーツプロトタイプのRSスパイダーを駆り、ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)のタイトルも手にしている。ニール・ジャニについては、2010年からLMP1クラスに参戦中だ。
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