ポルシェニュースGT3とカイエンディーゼルを世界初公開

更新日: 2009年02月23日

ポルシェは、ジュネーブモーターショー2009のハイライトとして、911 GT3とカイエンディーゼルを初公開すると発表した。

ニュー911 GT3は、従来モデルよりもさらにパフォーマンスとドライビングダイナミクスを向上。従来モデルに比べ、20psのパワーアップを実現し、最高出力435psを発揮。0-100km/h加速タイムは4.1秒、最高速度は312km/hをマークする。
また、エアロダイナミクスの見直しにより、ダウンフォースは従来モデルと比べて2倍以上に増している。さらにGT3として初めて、PSM（ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム）を装備。このPSMにはスポーティなセッティングが施され、段階的に機能を選択することが可能となっている。

また、このジュネーブモーターショー2009では、カイエンディーゼルも初公開される。このカイエンディーゼルには、3リッターV6ディーゼルエンジンが搭載され、最高出力240ps、最高速度214km/hをマークする。さらに特筆すべきは低速時の強大なトルク。2,000rpm時に550Nmものトルクを発揮する。
さらにカイエンディーゼルの最大の特徴といえるのが、その優れた経済性。10.75km/Lの平均燃費と、容量100Lの燃料タンクにより、ニューカイエンは1,000kmにも及ぶ驚異的な航続距離を誇る。
カイエンディーゼルには、6速オートマチックトランスミッション「ティプトロニックS」のみを搭載。同じく標準装備されるPSMには、ディーゼルエンジンの特性にあわせた専用チューニングが施されている。さらに、インテリジェントなPTM（ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム）は、優れたオンロード性能とオフロード性能を完璧に両立させ、駆動力を前後のホイールへ適切に配分する。