ポルシェニュースナロー時代のスポーツシートレプリカ 伸工貿易で輸入開始
更新日: 2017年09月21日
ナローのスポーツシートがレカロ製だったことは、『911DAYS』の読者ならご存知かと。
しかし、当然現在当時のスポーツシートは生産されておらず、本物の新品を手に入れることはほぼ不可能と言っていい状況だ。仮にあったとしても、目ン玉が飛び出る金額だろう。
そんな中、ポルシェの純正タイプパーツメーカー、ダンスクの正規輸入代理店の伸工貿易が、スポーツシート・レプリカとなる“ビンテージスポーツシート”の輸入を開始した。このビンテージスポーツシートは、イタリアのD’ESER社(1992年創立)がハンドメイドで製造しているもの。
その現物が入庫したということで、さっそく伸工貿易にお邪魔してきた。
ご対面したビンテージスポーツシートは、まんま本物のスポーツシートの雰囲気。入荷していたのはもっともベーシックなカラーリングのタイプで、サイド部がブラックビニールレザー、中央部が黒いモケットになっていた。驚いたのは、風合いが本物同様であることに加え、縫製のディテールが綺麗に仕上がっている点。シートの背もたれの角度調整レバーやシートを持ち上げるためのリリースレバーも構造、つまみ部分の形状とも本物と同じ作り。とにかく凝っている。
会議室に置いてあるシートに座ってみた分には、腰部のホールド感、シートのクッション性など申し分なかった。腰骨を包み込むような形状で、座面の張り、硬さもちょうどいい。おそらく、本物のスポーツシートをずいぶん研究した上で作ってあるのだろう。シートの裏側を除いてみると、本物同様の作りがなされていた。これはいい。
カラーは好みに応じて変更可能で、中央部にチェックのファブリックを選択することもできる。
価格(1脚20万円~)や仕様が気になるところだが、業販のみの販売なので、『911DAYS』に掲載されているポルシェ専門店に問い合わせて欲しい(ポルシェ専門店のみなさんは、伸工貿易→電話/03・5468・6133まで)。ここで紹介しているスポーツシートタイプのほかに、ナナサンカレラ・ライトウェイト仕様のフルバケットタイプなどもある。
このビンテージスポーツシートは、ナローはもちろんのこと、クラシックカー&ビンテージカーな領域に突入してきた930にもバッチリ似合うこと間違いなしだ。
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