ポルシェニュースポルシェSE、投資家を欺いたというのは根拠のない主張と反論

更新日: 2009年05月22日

ポルシェオートモービルホールディングSEは、同社が投資家を欺いたとする雑誌記事の主張を明確に否定した。2009年5月11日付の独経済誌「ヴィルトシャフツ・ヴォッヘ」は、ポルシェSEの代表者がニーダーザクセン州政府の高官と2008年2月25日にベルリンで秘密裏に協議を行い、フォルクスワーゲンと支配および利益移転契約を締結する意図があることを伝えたと主張している。

この主張に対し、ポルシェSEは反論。ニーダーザクセン州政府は、2009年5月12日付の「ヴィルトシャフツ・ヴォッヘ」誌宛の手紙の中で、こうした話は実際には行われなかったことを明確に述べている（この手紙のコピーは、ポルシェSEにも送付された）。ニーダーザクセン州政府の手紙には次のように書かれている。「この協議の中で、ポルシェの代表者もポルシェ側の弁護士もポルシェがフォルクスワーゲンと支配契約を締結する意向を直接的にも間接的にも表明したことはまったくない」。

ポルシェSEはドイツ連邦金融監督庁（BaFin）に対し、この問題についてすでに明確な説明を行っている。