ポルシェバカ一代2006年のお礼

更新日: 2006年12月27日

　2006年も数えるとあと数日。1年が過ぎるのは早いなと感じる今日このごろ。今年、最高な気分を味わったポルシェの出来事は、市街地を走るカレラGTの助手席に同乗できたコト。今まで体感したどんなクルマよりも異次元な走りに圧巻されたことを思い出す。オーナーさんの好意からのチャンスに高揚した分を引いても、2速全開加速を体感したことは忘れない、きっと。

　98年から空冷エンジンから水冷エンジンとなり、新時代の911と思っている僕。今までは、目に見える所や短期間の試乗などで水冷モデルを善しとせずな思いだった。が、実際、半年間ほど996カレラを足にしたり、会社代表が997カレラを購入したことから、頻繁に水冷911に乗る機会も増えフレンドリーになったことと、モデル進化からか、空冷911最高信者から、いいじゃん水冷911も、と遅ればせながら気づいた年だった。来年、きっと997GT3や997GT3RSなんかに触れるチャンスが訪れることを思うと、今から楽しみだ。そして、中古車相場で高止まりしている空冷911のホットモデルを脇に見ながら、年式相応に下がってきている前期型996GT3の中古車相場が正直気になる。だって、めっちゃ速いし、乗って格闘して楽しいのと、ほどほど快適。今600万円後半から900万円オーバーまで市場にあるけれど、来年は600万円台前半にならないかな？　なれば雲をも掴む想いから、少々自分の手元になんて幻想や夢も見れるかも、はてさて。

　と、今年1年を振り返って見ました。今年は本誌も26号まで発行でき、高山でイベント開催。年末にレーシングカーの記事を厳選抜粋し、加筆訂正を加えアウトテイクな写真満載のレーシングポルシェスーパーバイブルを発行できたのは、読者の方々のおかげです。「ありがとうございます」。来年もよろしくお願いします。

911DAYS編集長　日比野学　