ポルシェバカ一代今、サーキット走行に再熱!!
更新日: 2007年06月25日
5月27日に行った911DAYSポルシェ・チャンピオンレースに参戦した。今回は、3月に行われた第1戦の時とは違い、少々準備と気合を入れて参戦。15万キロを達成したエンジンを、オーバーホール(詳細は本誌28号で)。このおかげで、パワーの落ち込みもなくなり、低速域から高速域までスムーズに回るエンジンに戻った。ピークパワーは、完全ノーマルに戻したことにより、馬何頭分かは減ったが、それ以上にストレスなく回るエンジンは気持ちいい。以前のレース時には、タイヤの種類によりクラス分けが行われていたが、ポルシェ・チャンピオンレースになってからは排気量のみのクラス別けとなり、今装着しているアドバンネオバがグリップが良いとは言え、Sタイヤに敵うわけがない。そこで、Sタイヤ導入を決意。ただ、新品を買う予算はない。ホイールも余分はない。ないないずくめのため、各方面に協力を仰ぎ、993用純正17インチホイールをゲット。ほど良く使い古したBS製のSタイヤを装着することができた。さらに足まわりのセッティングも変更した。今までのアライメントでは、オーバーステアになりがちでコーナー脱出時にアクセルを踏むタイミングが若干遅れる。これを改善すべく、再セッティングをタカツ自動車にて行っていただいた。
以上の準備と、前日に念入り洗車をし、当日早朝セントラルサーキットに向かった。主催者へのあいさつや参加メンバーとの交流をするうちに予選時間が刻々と迫ってきた。タカツ自動車の岡本さんと走り仲間の土居さんが応援に来てくれた。プレッシャーを感じるが、仲間がいてくれるのは、勇気づけられるし嬉しい。
毎戦歯が立たない74カレラを駆るセントラルマイスターのガレージクレヨン岡本さんと、前回のレース中、バトルを繰り広げたじゅんのすけさんの2台を勝手にライバルと考え、今回こそはという思いで予選を走った。予選中、ついつい他の車両と競い合ってしまい予選というよりもレースのように走ってしまう。闘争本能剥きだしの愚かなボクだ。予選結果は、今までよりも1秒ほど短縮こそできたが1分35秒 962。出走台数24台中10位、クラス5位。ライバルの二人は、じゅんのすけさんは総合8位のクラス4位でコンマ6秒負けた。クレヨン岡本さんには、約 1.1秒も離される結果だった。午後から行われる決勝はグリッドスタートのレースだ。スタートさえミスがなければ、ライバルや上位陣に付いていけられる位置と自分自身に言い聞かせた。
午後4時すぎに決勝レースが始まった。グリッドの5列目に並ぶ。4列目からは、コンマ数秒のタイム差だから、スタートで2~3台抜こうと考え、いつものアイドリングスタートを諦めた。30秒前からカウントされていく。心臓が飛び出すほどの緊張感に襲われる、この瞬間は最高に楽しい。ホント、これを味わうと大人の運動会草レースの楽しさから抜け出せられない魅力だ。5秒前シグナル、エンジンの回転数を5000回転キープ。レッドシグナル点灯、ブラックアウトでスタート。レーシングスタートは成功。だが、ライバル達も成功したようで視界の前方を走っている。裏ストレートで先頭勢とボクの周りと徐々に差が開いていく。もう、クレヨン岡本さんのグリーンカレラには追いつかない。結局ワンラップ目から、予選5番手の964RS?今村さんとじゅんのすけさんとの三つ巴バトル。コーナーでは、インに付き横に並ぶが追い越すまでは行けない。団子状態は最後まで続きレースは終わった。結果は、今回もじゅんのすけさんに負け総合10位のクラス5位。予選と変わらない結果となった。
悔しい。次回こそは……。
全身気持ちよく汗がかける草レースの911DAYSポルシェ・チャンピオンレース。いいおっさんの運動会といった雰囲気と気分で参加できる。参加者全員でワイワイガヤガヤと楽しめて最高だ。真剣にレースがしたいひとには向かないが、愛車ポルシェの性能を7割と自分自身にムチを入れてサウナ以上に気持ちよい汗を流したい人には打って付けのイベントだ。次回は9月9日に開催されるから、一緒に参加しましょうよ。
911DAYS Web会員募集!
911DAYS Web Siteをまるごと楽しもう!!
- 911DAYSオリジナルスポーツタオル+オリジナルステッカープレゼント
- スペシャルコンテンツ(試乗記、ポルシェスペック等)
- 会員限定SNS 911DAYSクラブ員の杜
など内容盛りだくさん!