ポルシェバカ一代どなたか、オレンジ号を買ってください。売りますオレンジ号!! 価格２３０万円也

更新日: 2002年03月11日

※3月22日現在、すでに買い手が決まっております。
　あらかじめご了承いただき、記事をご覧下さい。

Vol.7の「ポルシェ個人売買情報」をご覧になった方はお分かりかと思いますが、日比野がオレンジ号を手放します！　次のポルシェを買うための資金捻出のためですが、オレンジ号を買ってもいいヨ、という方は編集部までメールください。

　僕の手元に、オレンジ号がやってきて８年の月日が経ちました。前回のこのコーナーでも書きましたが、他のポルシェに乗り換えようと考えるにもオレンジ号を手放さなければハナシが進みません。そこで、どなたかカフェレーサーなオレンジ号を買ってください。

　車検は、15年７月。走行距離は不明ですが、エンジンオーバーホール後２万キロです。吸気系は、スポーツクリーナーとホットワイヤーに交換。若干の圧縮比アップを施し、現車合わせCPUにしています。排気系はルーフ製マフラーとストレートパイプです。

　馬力は測定するシャシーダイナモによって様々で、ウソみたいですが、280psを測定したこともありました。しかし、場所によっては、230ps+αの馬力だったりします。どっちが本当か!?　なんて考えるまでもなく、オリジナルの3.2リットルエンジンなのですから、コンピュータを最適にマッピングしようが排気・吸気系を変えようが、280psなんてことはあり得ないでしょう。実際のところ、230psそこそこだと思います。

　ミッションは当然ながらポルシェシンクロの915ミッション搭載。ATS製のLSDを組んでいます。シンクロも1～3速まで交換済み。純正ショートシフトにシュアーシフトを取りつけていますので、スムーズなシフトワークができますし、シフトミスの恐怖から解放されます。これにより、サーキットなどでの電光石火なシフトワークも可能？　です。僕は腕不足でできませんが……。

　クラッチ関連もレスポンスを重視して、アルミ製の超軽量クラッチカバーとフライホイールに交換済みです。クラッチ板はノーマルを使用していますので、アイドリング発進も容易です。

　足まわりはクァンタム製のコイルショックに変更してあり、どちらかと言えばサーキットユース向けのセッティングです。

　ブレーキは964前後キャリパーに変更。ブレーキのコントロール性を考慮して、ツインマスターシリンダーに変更してあります。

　外装は車重を軽減するために、多くのパーツを交換してあります。フロントフード、リアフード、前後バンパーをFRPに変更。リアとリアクォーターウインドウをアクリルガラスに変更しています。軽量化したおかげで、車重は1050キロほど。ほどよい馬力と軽い車重で、軽快なドライブフィーリングを楽しめます。なにしろ、その昔、吉田匠さんから「カレラ3.2RS」だと執筆していただいたぐらいなのですから。

変更点

ロールケージ、レカロSP-G革貼り、RS用内張り、ステアリング革貼り、カーペットレス、アルミ削り出しシフトノブ、ショートシフト、シュアーシフト、リア３点アクリルガラス、FRPフロント・リアバンパー、FRPフロントフード、FRPダックテール、HIDヘッドライト、コイルショック、964用前後キャリパー、ツインマスターシリンダー、ステンメッシュブレーキホース、ターボタイロッド、強化スタビライザー、テフロンブッシュ、ストラットタワーバー、LSDなど


カラーコディネイトされたインテリア。一応、外装のオレンジと内装のブルーでガルフカラー、ということになっています		エンジンは絶好調！　ゴキゲンです