ポルシェバカ一代革シートに抜群のケミカルクリーナー「プロガード」を試してみる。

更新日: 2001年09月08日

洗車嫌いなあなたに（って、ポルシェ好きは基本的に洗車も好きなはずなんだけど……）ご機嫌な洗車アイテムを紹介します。

　もう、あれは3ヶ月以上前の出来事だったか。編集部に読者からのメールが届きました。差出人は、山内さんというお方。86ｙカレラを愛車にしているポルシェ乗りです。プロガードという商品を自分のクルマで使用しているうちに虜になり、終いには販売されるようになったそうです。なにやら、サンプルを送ってくれるそうですから、洗車嫌いな私もオレンジ号をピカピカにするぞっと。　送っていただいたプロガードは、100ml乳液タイプ（定価3,500円）と50mlスプレータイプ（定価2,000円）。そして、ゾウキン１枚。スポンジ１個。

ちょっと見にくいかもしれないけど、シート座面が黄ばんで汚れています	ドア内張りも何の汁か知らないけど、液体が垂れた跡が付いています
いざ、プロガード出動！　の前に、掃除機でズズズ～とゴミを取る。なにせ、全然掃除してないから汚い	まず、ウエスにプロガードをタラタラと垂らします
フンフン♪　と鼻歌まじりにコシコシとシートを擦ると……	シートはピカピカに。ウソのようにホントに綺麗になる。ウエスはというと……
こんなに汚い。で、同じようにして、ドア内張りも行うと……	ヘンな汁は綺麗さっぱり取れました。ホント簡単手軽に綺麗になるところが、洗車不精な私にもピッタリです

　さて、やる気＆意気込み満点でオレンジ号のリフレッシュ。まずは、本来の用途である革製品の汚れ落としと保護に挑戦です。レカロSP-Gに、革を張りつけてから約８ヶ月。一度も拭いたこともなければ、何もしたことがない状態。よく見ると、うっすらとブルーの部分が黄ばんでいます。油汚れも多数あります。じっくり見ると、なんでこんなに汚れているのかビックリするほどでした。プロガードに付属品として付いていたゾウキンに「シュッシュッ」と液体を拭きつけます。そして、シートを軽く拭きます。あれ、油汚れが薄くなってる。力も入れずに拭いただけなのに。ゾウキンを見ると、真っ黒け。なんだか革の手触りがやわらかい。所要時間２脚で10分。　某自動車雑誌で、福野礼一郎さんが絶賛しているだけのことあります。その記事を読むと、革以外のダッシュボードにも使えるとのこと。普段からヘビースモーカーの私ですから、時折スタンドで、「車内にお使いください」とスタンドのニイちゃんが手渡してくれるゾウキンを使い、ダッシュボードの周辺は拭いていたのですが、こちらはシートより汚いくらい。ゾウキンが最高に真っ黒。　拭き終わった後、しげしげとダッシュボードを見てみると、どこから見ても新品みたいにツヤツヤ（お世辞抜きで）。ヤッホー、新鮮な気分です。ここまできたらなんか、掃除も楽しくなってきました。　こうなりゃ、お次はボディ。へ？　ボディにも使えるの？　って思うでしょ。プロガードって、ワックスの代わりにもなるみたいなんですね。クルマ丸ごとすべてに使えるというスグレモノ。とにかく手軽にできるので、掃除＆洗車嫌いな私みたいな人に超お薦め。　オレンジ号よ、今までごめんね。これからは、きれいにしてあげるからナ。協力／（株）山内 E-mail／nob@sp.dianet.or.jp