ポルシェバカ一代愛着倍増? ユーザー車検にチャレンジ
更新日: 2004年10月08日
コレクター心に火がつき、普段はスピードスターに乗らずにひたすら磨くのが楽しみだった僕。今回は、ワイワイ祭を開催するために会場の富士スピードウェイまでスピードスターでドライブを楽しんだ。
【写真の説明】
社外ステアリングとシフトノブに、シフトパターンやホーンマークが装着されていないと車検には合格できない。前もって、紙テープにマジックで書いて着けていった。だが、テスター屋さんから鼻で笑われ、立派なステッカーをいただいた。結局は、表示したシールを貼って行けば社外ステアリングでも十分パスするみたい
やはり、乗るのは楽しい。120~30km/hでクルージングする東名高速。ポルシェとしてはスロードライブなペース。だが、幌を閉めた状態での走行でも、薄い布切れ1枚では、その場の気温の違いや匂いを感じる。目線の低さから、普段とは違う景色も楽しめる。スピードスターが来てからのドライブは、まるでバイクツーリングのような楽しいものだ。
【写真の説明】
お世話になったテスター屋さん。陸運局からすこし離れているが、料金も編集部関タルガに比べて半額の2,100円だった。おまけに、サービス満点でホーンボタンのシールとシフトパタンのシールもゲット。最後に缶ジュースまでいただいた
さて、今月末に車検が切れる。〆切の合間を利用してユーザー車検にチャレンジした。事前に、下まわりの洗車と外観を磨きあげ、ウインカーなどのチェック。テスター屋でのヘッドライト高軸調整のためにヘッドライトカバーなどを外し、と、編集部関タルガの車検時に、同行してユーザー車検のイロハを習得したことはすべて行った。だが、いざ自分のクルマだと大丈夫かなと不安になる。タルガの時は、横で関が焦っているところを写真に取ったり、やりとりを横で聞いていたりと面白いものだったのに、我が愛車となると全身緊張につき変な汗が出る。
【左写真の説明】
この時である。試験官の指示でウオッシャー液を出そうと懸命なのだが、スピードスターは知らんぷり。不合格?
【右写真の説明】
車検ラインは、素人には試験官がひとり付いてくれるみたい。以前の編集部関のときと一緒で、手取り足取り教えてくれる。だが、後ろのクルマ達からのプレッシャーも相当なものだ
ついに順番がやって来た。試験官がウインカーや車体番号などの装備品チェックが初めに行われる。「さぁ、ワイパーを回してウオッシャーを出して」と言われたときである。ワイパーは、当然力強く回るのだが、一度も使ったことがないウォッシャー液が出ない。トホホである。試験官の顔つきがなんだか変わった気がした。虚しくもモーターの音だけで、肝心の水が出ない。これで、スピードスターの車検不合格? なのかどうなのか? である。だが、車検ラインに向かってじりじりと進んでいく。後ろのクルマのプレッシャーも忘れ、どうせ不合格かも? という捨て身の素人根性でライン通過。各項目の印鑑を押された用紙を持って、別の棟の窓口に提出。しばらく待つと、新しい車検証とステッカーがもらえた。え、合格したの? と、終わってみれば簡単だった。嗚呼、良かった。しかし、ウォッシャー液が出なかったときは目の前が真っ暗だった。
【写真の説明】
最後の下まわりの検査。目を凝らして、僕の顔を見て欲しい。相当に、緊張と不安一杯の顔だ。終わってから見ると、無性に笑える
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