ポルセキ新聞クレストお絵かきバトル河口まなぶ編（自動車評論家）

更新日: 2007年06月14日

　クレストお絵かきバトル、今回のいけにえ、いやチャレンジャーは、自動車評論家の河口まなぶさんです。河口さんは、愛車に996カレラ4Sをお持ちというポルシェ乗り。カレラ4Sの前は、996カレラ4にお乗りでした。

　お絵かきをお願いすると、「はいよ！」といった軽い感じでチャレンジ開始。ニコニコしながらクレストの輪郭をシュシュシュ～と描いていきます。そして、「これ間違うとカッコ悪いんだよなァ」と笑いながら、“P・O・R・S・C・H・E”とサササッと書き入れました。おお！　これは最近トンとお目にかかれなかった傑作の予感。しかし、その勢いのままクレストの真ん中のスペースをシャッシャッと4分割したところで、雲行きが怪しくなった。「あれ～！」と言いつつ筆が緊急停止です。

　たしかに、これでは馬が入るスペースがない。もしや、馬の存在をお忘れでは……。そう思った矢先。

　「馬はどこだっけ？」

　あ、馬を忘れていたわけじゃなかったんだ。

　ううむ、とひと唸りしてから、切羽詰って右下のスペースに馬をキュキュ。

　すかさず、「鹿の角、鹿の角、鹿の角はどこだっけ？」とおっしゃっています。鹿の角、たしかにあります。実に正しい。でも、鹿の角の入るスペースのひとつ、右下には馬が鎮座しております。で、困ったあげく左上に3本描き込んで、またしばし停止。

　クレストのカタチ、PORSCHEのスペル、馬、鹿の角。たしかに、クレストの要素はしっかり満たされています。が、これはいかにも情勢が悪い。

　「もうだめだ、記憶が出尽くした」

　と言いながらも、右上のスペースに果敢に地図記号みたいなものを描いています。ええと、これなんのマークでしたっけ？　そのまましばらく停止して、チャレンジ終了となりました。

　あの、地図記号みたいなのなんスか？

　「お城。でも、あれはフォルクスワーゲンだったんで、途中でやめちゃった。エヘヘ」とのこと。ええと、フォルクスワーゲンって、○の中にVWだったような。と、まァそれはさておき、ホンモノのクレストを確認して、「ああー！」と本人のけぞっています。「ぜんぜん違うじゃん！」だって。ええ、違いますよ。でも、最近ではなかなか健闘した部類なんスけど。

　「クレストって、今のヤツはまた少し違うんだよね。オレの4Sと997じゃ、PORSCHEのロゴの太さとか、クレストの湾曲具合が違うもん」と河口さん。

　って、そこまでマニアックに知ってるなら、もう少し描けてもよさそうなんですけど……。

　しかし、採点は羽根幸浩さんの上をいく45点で9位ランクイン！　これは昨今のクレストお絵かき事情ではなかなかお目にかかれなかった、高得点であります！　パチパチパチ。

クレストお絵書き指数(100ポイント満点)／45ポイント

クレストお絵書きランキング
順位	名前	ポイント

1	チームエムズ水本監督	95

2	麻宮騎亜	94

3	ポルシェジャパン広報部荒瀬大雅	92

4	ユルゲン・バルト	90

5	山口宗久	85

6	編集部日比野	60

7	Yメカ	55

8	山田正昭	50

9	河口まなぶ	45

10	羽根幸浩	40

11	吉田匠	30

12	織戸学	22

13	中谷明彦	20

14	ドン小西	18

15	編集部関	10

16	MJブロンディ（元清水草一）	9

17	田嶋栄一	8

18	910レーシング安永監督	7

19	森野恭行	5

20	砂子塾長	4.6

21	松田秀士	4.5

22	木下みつひろ	4.4

23	片山右京	4.3

24	加納典明	4.2

25	飯田章	4

26	余郷敦	3

ノーカウント	佐藤久実

棄権	大井貴之

番外	turner