ポルセキ新聞タルガ万歳その138.なんかガソリン臭せェな

更新日: 2009年10月25日

【関】暑くもなく寒くもないサイコ～に気持ちのよろしいこの季節。やっぱり一番の楽しみは、タルガに乗っての遠出♪　ってことで、その137で紹介したオープンポルシェイベントに参加するため、前日にタルガの洗車をばジャブジャブ。でもって忘れちゃならない、タルガにハイオクを腹いっぱい飲ませなきゃ、明日の朝は早いもんね。ってなことで、ドドドドドドとフラット6の快音を響かせながら近くのセルフスタンドへ行きました。

　いつものようにオートストップでハイオクを満タンにした後、流れるような作業でタイヤの空気圧チェック。少々タイヤの空気が減っていたので規定量に合わせて、ご満悦でガレージまで戻ってきました。これで明日の準備はカンペキだもんね。よっしゃ！

　ガレージにタルガを入れた後、いつものようにフロントフードを開けてキルスイッチを切ろうとすると、……ん？

　クンクン、んん？　クンクンクンクン、んんんん!?

　こいつはなんかキケンな匂い、いや臭い。もしかして、というか絶対これはいわゆるひとつのガソリンの臭いやんけ！

左フロントフェンダー内のホースを伝ってガソリンがポトポト。やめてよ。しっかし、ガソリンってとんでもなくキケンな臭いがしますよね。なんか今すぐにでも引火して爆発しそうな臭い。ああ、心臓に悪い

　うそだろ！　そう思って左フロントフェンダー内を見たところ、ホースをガソリンがつつぅと伝わってきている。マジ？　空冷911の場合、ガソリンを入れすぎると溢れてこういうことがあるもんですが、ワタシャ、今回もオートストップで給油をやめてんじゃん。いつもなら溢れて来るなんてこたないんだけど……。すわ故障か!?　

　ショップに電話すると、「ガソリン入れすぎだって」とつれないお答え。「灯油缶からストーブに灯油を入れるアレで、ガソリン抜いたら」だって。アレって、ドクター中松が開発した“おしょうゆチュルチュル”のことね。ううむ、やっぱりそうなのか。給油方法はいつもどおりなんだけどな、と思いつつも、“おしょうゆチュルチュル”は猛烈に面倒なので、ガソリンが漏れている状態で走ることにしました。ガソリン減らせば答えは自ずと分かるはず。ま、漏れている場所的に燃えるこたないっしょ。

　で、ガソリンをジャンジャン使うような元気のいい走りを10数kmした後路肩にタルガを止め、左フェンダー内をソロリ。すると、なんということでしょう！　ガソリンちょろちょろはなくなっておりました。ヤッタ。こうなると、やはりガソリンの入れすぎだったということか。いずれにしてもホッと安心。

　ううむ、もしかしたら、これまでもたまにガソリンは溢れていたのかも分かんないですね。たいていガソリンを満タンにしたらそのまま走り続けちゃうので、ガソリン溢れに気づかなかったということは大いにあり得る。

　ま、気候がよくてキブンいいので、きっとタルガもいつもより多めにハイオクを飲んじゃったんでしょうね。飲みすぎ注意。