ポルセキ新聞タルガ万歳その259.オイル漏れの原因はどこだ!?

更新日: 2013年03月14日

【関】930タルガからオイルが漏れたことは、先にご報告したとおりであります。
「な～に、オイルが漏れるのはオイルが入っている証拠さ、ワッハッハ」と笑っていられればいいんですけど、やっぱりガレージの床にオイル染みを作るのはどうにもキブンのいいもんではありません。「キブンがよくないなら直さなしゃーないじゃん、そうだよな、ワタシ」と自分に言い聞かせて、いつものように『911DAYS』のメンテ系記事担当ライターの山田さんの事務所兼ガレージにタルガで向かいました。理由はひとつ。オイル漏れ箇所の限定です。まずは、オイル漏れがどこから起きているかを特定しないことには先に進めませんゆえ。

　しかし、クランクシャフトシールだったらどうすべ。そうだったら、エンジン降ろしてミッション切り離して、せっかくだから積年の懸案のクラッチを交換して……、とこりゃオオゴトになるな……。おお、コワ。現時点ではそれは避けたい。どうしても避けてくれよおおとワタシの財布も叫んでおります。ワオオオオ！

　山田ガレージでタルガのリアをエッチラオッチラとジャッキアップ。エンジン下に潜り込んでクランクシャフトシール辺りをチェックしてみます。ドキドキ。

タルガの下に潜り込んで、エンジンとミッションの合わせ目辺りを下から見たところ。オイルは上から大量に伝わって来ています

　むむむ、お？　おお!?　おおお!!　これはどう見ても、クランクシャフトシール辺りからの漏れじゃないじゃん。やった♪　ンじゃ、このオイルはどこからやって来てるんだ？　とそのままミッションとエンジンの接合部を見てみると、どうやらオイルはエンジン上部から漏れて来ている模様。てことはやっぱりあれか。前々から気になっていたオイルプレッシャースイッチ辺りが原因ということだな。しかし、ずっと小康状態だったのに、いきなりポタポタと漏れるようになったのはなぜなんだ。もしかしたら、日常的に4000回転以上キープのまま街を気合い十分で走っていることが祟ったのか。Oh My先生！

エンジン上部からチェック。エアフロなんかを外したものの、場所が場所なだけに目視できず。そこで登場したのが、山田さんがン千円で手に入れた内視鏡のようなカメラ

これで現場付近を見てみます。なんか医者になったキモチ

　エンジン下から這い出て、今度はエンジン上からチェック。場所が場所なだけに、エアフロ外してゴソゴソやったんですけど、どうにも現場を直接目視できません。そこで、登場したのが、山田さんがン千円の格安で手に入れたという内視鏡のようなカメラ。これで、現場付近を見てみると、やはりだいぶオイルで汚れております。やはり原因はここだったのか。