ポルセキ新聞タルガ万歳その271.クーラーも年貢の納めどきなのだ

更新日: 2013年07月17日

【関】今年の梅雨は、あっという間に明けて夏がいきなり来ましたね。梅雨のジメジメは大嫌い。夏は大好き。というヒッジョ～に分かりやすいワタシにとっちゃ、例年よりもHappyな日が早く来たわけです。が、しかし、……なんスかね、歳かな。今年の暑さは尋常じゃない。体にこたえるって言うか。炎天下のロケ中なんか、あまりの暑さに朦朧として意識が飛びそうになるもんね。まったく。

　とはいえ、そんなクソ暑い炎天下の中、タルガでチューガクセーの娘とふたりきりのドライブに出かけたんです。クーラーがビタ一文効かない男気溢れるタルガで。これはなにも意識が朦朧として判断を誤ったわけではなく、その日はずいぶん前から約束してあったゆえ。念のため、「こんな暑い日だけど行く？」と正常な判断にもとづいて聞いたところ、「暑くてもいいから行く」と言うもんで。OK！　ンじゃ、行くか！　

　目指すは海岸線にあるカフェ。ガレージからは片道40～50分といったところでしょう。

　真っ白な殺人光線が照りつけ、陽炎がゆらゆら立ち上る灼熱のアスファルトをブッ飛ばすタルガ。当然、窓は全開です。タルガの夏の暑さには慣れっこなワタシですけど、今年はけっこうシンドイ。ワタシですらそんな状態なのに、娘はそういう暑さに慣れておりません。
「暑くない？」
　そう娘に聞くと、「風が入ってくるから大丈夫」と汗びっしょりの赤い顔でニコ。
　しかし、その後、ある程度想像はしていたけどやっぱり渋滞に突入し、ふたりから会話が消滅。娘は「大丈夫大丈夫」と言っていたけど、ほうほうの体でカフェにたどり着いたときには、息も絶え絶えという感じでした。

　エアコンの行き届いたカフェで食事と甘いものと体の冷却と水分補給を済ませ、決死の覚悟で炎天下にさらされていたタルガの元へ。ドアを開けて中に乗り込もうとして、むむむ。

　どわッ！　めッちゃ汗くせェ!!!!!!

　左右の革シートに染み込んでいたふたりの汗が蒸発して、車内に臭いがこもっていたんでしょうね。

　……クーラー効かないのも、やっぱり問題だな。
　ふぅむ、こりゃいよいよクーラーも年貢の納めどきか。いつかはいつかは、と思っていたけど、そのいつかが今かもしれんな。
　うおおおおお！　こうなりゃ、クラッチ、クランクシールもろとも、この際、ビシッとキメたらんかい！　ワタシよ!!!!!　……って、マジで言ってる!?