ホーム＞コラム＞ポルセキ新聞＞社説＞タルガ万歳＞

ポルセキ新聞タルガ万歳その278.ブラボー♪　エアコンがギンギンに効きますデス

更新日: 2013年09月13日

【関】みなさん、お待たせしました！
　ゴム配管を捨て、銅配管を行った上でクーラーをエアコン化した我がタルガ。果たして真夏の炎天下でもエアコンは効くのか!?　ということであります。

　まずは炎天下ではなく、真夏の夜中のお話から。
　というのは、ここで紹介している「プロジェクトC」は、銅配管の設置&クーラーのエアコン化だけでなく、このあとお伝えするクラッチ交換&オイル漏れ修理も行っております。それゆえ作業は丸々二日間に渡り、かつ終了したのが二日目の夜中の2時半というトンデモナイ時間帯となったのでした。ようは実質的に、丸三日の作業ということですね。

　作業を終えて勇躍タルガに飛び乗り、自宅へと向かう道中夜中の2時半。別に窓を開けていけば少しも暑くないんですけど、そこはエアコンを修理したばかりなんで、窓を閉め切りスイッチONで走っております。舞台は高速道路。バッヒョ～～ン！　とゴキゲンに飛ばしていると、以前のタルガでは考えられなかったことが！　なんと足先が冷たくて痛くなってきたんです。これから分かるのはふたつ。ひとつは、エアコンが真夏の夜中にバリバリに効くということ。もうひとつは、冷風が足元から出ているということです。エアコンの効きに関しては、真夏の夜中ではあるもののまずは合格。第一関門突破です。冷風が足元から出るのは当たり前のように思うかもしれませんが、930時代はフェイスレベルからしか冷風は出ない仕組みなので、これもフラット6オリジナルダクトのおかげ。こちらも合格です。ウホホ。

　では肝心の真夏の炎天下ではどうか。

　殺人的な日差しが照りつけるその日の外気温は36℃。時計を見れば午後1時と来たもんだ。ようは、一番HOTな時間帯。スチールガレージの中に入れてあったタルガの車内は、直射日光を浴びていないにも関わらず暑いほど。テストには絶好の条件といっていいでしょう。

　炎天下の元にタルガを出し、エアコンのスイッチON。もちろん、風量は最大です。ワタシひとりだとエコヒイキ的な結論を出すといけないので、ナビシートには小5の倅を乗せております。キブンは天然痘の種痘を開発するときにわが子を実験台に使ったジェンナー。つーのはウソで、ワタシがあんまりにも「エアコンが効くようになったゾ。ワッハッハ」と小鼻を膨らませて話すもんだから、「なんかスゲェ自慢げだなァ」と言い、本当に効くようになったか知りたくなったようで。

　最初は当たり前ですけどそれほど冷風は出てこず。判定員のひとりとして乗り込んだ倅も、「う～ん……」と言っております。そこからスタート。走り出してしばらくすると、たしかに冷たい風が出て来ているのが分かる。おおお！　倅も「あッ、効いて来たんじゃない!?」と言っております。さらにドライブ。

　窓の向こう側は外気温36℃。あたりは圧倒的な太陽光線により、露出オーバーの写真のように真っ白になって見えまず。道路は立ち昇る陽炎で揺らめき、道行く人々は暑さで朦朧としているよう。で、窓を閉め切ったタルガの車内はというと、泉のように湧き出る冷たい風のおかげで、ちょうどいい温度。ムホホ、これはいい感じ。そこからさらにドライブ。ここまでで約40分経過。

　しばらくしてトロトロ渋滞の最後尾に追いつき、そのままトロトロ走行。冷風は先ほどよりは少し緩くなった気がしないではないものの、まだまだ効いております。倅にどうだ、と聞くと「エアコン効いてるね」との返事。たしかに、この悪条件の中でも冷たい風が出てきよる。グワッハッハ！　いいゾ！　そのままさらにドライブ。