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ポルセキ新聞タルガ万歳その288.クラッチ整備完了、感無量

更新日: 2013年12月10日

【関】炎の男気クラッチ（というのはオオゲサ）が組み終わり（この詳しい内容は『911DAYS』Vol.54で）、エンジン&ミッションがタルガのボディといよいよドッキング！

　2柱リフトから舞い降りた我がタルガは、なんか床屋にでも行ってきたかのようなスッキリ爽やかな雰囲気をしちょります。

　ワタシが無性に気になるのは、クラッチの重さ、繋がるポイント、そしてダイレクト感でした。

　とにかく早く確認したい。素早くタルガに乗り込み、エンジン始動のためクラッチをグイ。

　むむむ……。これは！

　重さが……あんまり変わらんやんけ。なんで!?

　おかしいなと思い、クイクイと何度もクラッチを踏んでみたものの、微妙に軽くなったような気がするだけで、やっぱりそれほど劇的に軽くなったわけではなかった。ま、これはクラッチをグリスアップしただけなので、仕方ないわね。クラッチが重いといってもあくまでもそれはほかの人の意見であり、元々ワタシには全然気にならない重さだったので、多少改善しただけでも十分。これ以上軽くなってもスポーツ度が薄れるゼ。ということで、クラッチの重さは◎。

　で、繋がるポイントですけど。

　フラット6ガレージからタルガを出すときに、クラッチを繋げていくと。キュィィィイ。

　むむむ……。これは！

　繋がるポイントが……あんまり変わらんやんけ。どうなってんの!?

　ま、これも元々クラッチが減っていたわけでもなく、ただ単に新品に換えただけなので仕方ない。繋がるポイントも元々ストロークの真ん中ちょい下辺りなので特に不都合もなく、これまで通りの操作をすればいいのだから問題ナッシング。ワタシ、ノープロブレンね。とインチキ外国人みたいになったところで、繋がるポイントも◎。

　が、しかし。このままでは、クラッチ不安を刷り込まれていた心が開放されてよかったネ、ということ以外に、ほとんどメリットはないような気がしないでもない。それはそれでめちゃくちゃウレシーのだが、なんか体感できるメリットも欲しい。ワタシは強欲なのだ。

　ということで、ダイレクト感はどうだったのか。フラット6ガレージからの帰り道、クラッチの繋がり方などを仔細にチェックしていくと。

　むむむ……。これは！

　明らかにダイレクトじゃん！　

　いや、しかし間違いねェだろな。ちゃんとダイレクトだよな。
　と、これまでがあんまりにも変わっていなかったことに対する疑心暗鬼から、もう一度耳を澄まして、じゃなくて、全身に神経を集中させてチェック。行くゼ！

　これは!!　

　絶対の絶対にダイレクトじゃん！
　特に高回転まで回してある程度素早くクラッチを繋ぐときなんか、ボヨヨ～ンではなく、スパッとくる。ギャァァァァァン、スパッ、ギャアアアアアアアン、スパッ。

　こらァ気持ちエエわ。

　クラッチのダイレクト感、花◎だゼェェェェェェェェェ!!!
　これまで以上に、ドライブが楽しめる。
　当たり前だけど、クラッチ換えてよかったよォォォォォォォォォ！

　余命5000kmの悪夢よ、バイチャ。
　ここから新生タルガだゼイ。