ホーム＞コラム＞ポルセキ新聞＞社説＞タルガ万歳＞

ポルセキ新聞タルガ万歳その345.ETCは見えないところに

更新日: 2016年07月14日

【関】目下しつこく販売中の『911DAYS』Vol.64をご覧いただいた方はご存知と思いますが、ワタシのタルガ、ETCをグローブボックスの中に付けました。外から見えない方が、スッキリしていてイイネってことで。

　しかし、意外にもこの作業が大変で、Vol.64を見るとサクッと終わっていますが、本当はダッシュボードを取り外してやろうとしていたんですね。
　964以降は簡単にダッシュボードが取れます。ワタシの930は89年式の中でも最後期中の最後期型なので、964とパーツが同じところも多いんですね。こりゃ同様だろう、そうだそうだそうに違いないって感じで、ごく短絡的に。

　で、軽いキモチでダッシュボードを外そうとしたんですけど、なかなかこれが外れない。
　どゆこと？　
　というのは、予想以上にダッシュボードの裏側にビスがあったんですね。あっちこっち探してネジを外し、これでようやくダシュボードが外れるゼと思ったら、どうにも抜けない。「ありゃ!?　この辺にもビスがありそうだぞ」ということを繰り返しているうちに、メーターを全部外し、ついにはフロントフード側からもあれこれとアクセスして、5つのビスをなんとか取るところまで行きました。どうだまいったか！

　でも、そこから外すのがもう大変。
　ポルシェもダッシュボードを外すことを考えていないんでしょうね。ダッシュボード裏側のビスは、4つがダッシュボード裏側から水平に、「－」のように突き出ています。で、残りの1つのビスが、ダッシュボード上から下に向けて「Ｉ」のように出ているんですね。964のダッシュボードはこの部分が簡略化されていて、ビス3つ（だったかな？）のネジを外せば、手前にスライドして簡単にスポッと抜けるようになっています。

　ワタシのタルガの場合、どうにも5つ目の「Ｉ」のビスが邪魔して抜けない。なんでまたこんな構造になってんのよ。「Ｉ」のビスをクリアしようとダッシュボードを持ち上げると、ダッシュボードがしなって割れそう。
　まじかよう。

　何度もチャレンジしたものの、ダッシュボードが割れそうなのでこうしました。
　断念！

　Vol.64を見ると、トランク側から手を突っ込み、ダッシュボードのこの辺にアンテナを付けてくださいと書いてありますが、それは挫折した結果だったのです。無念。

　とまあそれはさておき、ダッシュボードの中のETC、ゴキゲンに働いてくれています♪