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ポルセキ新聞タルガ万歳その57.右足負傷につき、タルガに乗れず

更新日: 2007年02月22日

　負傷、いや不肖ワタクシ、右足の裏の筋を痛めてしまいました。エヘ。

　911DAYS 27号の編集後記にも書いたんですけど、原因は「超低空ブランコ」。

　「超低空ブランコ」とは。

　チビを背中から抱え、大股開きに開きまくったワタシの足の間を高速でブランブランさせる人力ブランコのことで、ワタシが命名しました。作動中、チビの顔が床上数㎝を激しく通過するという超スリリングかつ、どうでもいい遊びです。

　そいつは急にやってきやがりました。

　3歳小チビを股の下でブランブラン振り回して狂喜乱舞させて一服ついていると、それを横目で見ていた体重25kgの7歳大チビが言いました。「私もそれやって欲しい」と。

　もともと小チビを想定してあみ出した大ワザなだけに一瞬躊躇しましたが、そこは父親の威厳てものがありますから。で、もうこれ以上は広がらないゾ、というぐらい股を広げ、必死の形相で大チビをブラ～ンブラ～ン。すると、無理な体勢と規定を超える力が加わった右足の裏の筋が、ピキッ！　うお！

　ただ、歩けないほどではなかったので、翌日そのまま仕事でバタバタしていたら、徐々に傷みが増してきて、夕方ごろには立派なカカシになっていました。

　その翌日、足はさらに悪化。しかし、鏡の向こうにいる頭ボサボサの池中玄太が気になるので、家からクルマで30分のところにあるいつもの床屋へ向かうことを決意しました。この床屋で中日ドラゴンズ話をするのが、ワタシの楽しみでもあります。で、愚妻が止めるのを振り切り、靴を履こうとしてギャッと白目を剥いて天井を仰ぎました。うぐぐ……。

　足を引きずり歯を食いしばってタルガの元まで行き、気息奄々でドライバーズシートへ。ホッと一息つき、エンジン始動。フラット6の勇ましくも温かみのある鼓動が、ワタシを元気づけてくれます。ドドドドド……。よしこれで大丈夫。いくぞタルガよ、とクラッチを切り1速へシフト。アクセルペダルを軽く踏んでギャッと白目を剥いて仰け反りました。

　千鳥足で前進するタルガ。不幸中の幸いは、いつもタルガの前に止まっているクルマがなく接触を免れたことでしょうか。

　あらためて思いましたね、怪我しちゃイカンな、と。まさか、右足怪我して、タルガに乗れなくなるなんて思ってもみなかったもの。

　教訓、超低空ブランコは小チビまで。