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ポルセキ新聞タルガ万歳その72.バッテリー夭折す

更新日: 2007年11月26日

タルガのバッテリーが、静かに息を引き取りました。享年3年半。あまりにも短い死であります。

やってきました山田ガレージ。頼みますよ、山田さん！

　思えば彼が意気揚々とタルガの元にやってきたとき、タルガは漏電という目に見えない病気を患っていました。そんな病魔に侵されているともこれっぽっちも知らない呑気君なワタシは、なんの処置もせぬまま新人だった彼を設置。数日で電気スッカラカランの脱水状態にさせてしまったのです。しかも、一度ならず何度も。その後、山田さん（911DAYSのメンテ系記事担当のライター）の手で室内灯の配線が漏電していたことが分かりそこは完治したものの、彼はカラッカラに干からびたところからの厳しいスタートとなったのでした。

　そう、あれは80kmほどのドライブから帰ってきたとある日の翌日、ふたたびドライブに出かけようとしたところ、キーを捻ってもエンジンは「グッ」と言ったままかかりません。ウソ!?　と思ったとき、彼はすでに天に召されていました。

バスケスから送られてきたのは、930用バッテリーとガス抜き用のチューブ、軍手。これに、サービスのバッテリーチェッカーも別封で付いていました。送料、代引き手数料込みで1万5750円！　安い!!

　ワタシは心が痛みました。新たな出費を考え心が痛んだ、いや、バッテリーの寿命をまっとうさせてやれなかった不甲斐なさにです。

バッテリーチェッカーはこのようにシガライターの穴に差し込んで使います。もらい物のチェッカーですが、山田ガレージのテスターとほとんど同じ値を指したというスグレモノです。重宝しよ

　しかし、超ポジティブシンキングなワタシは、明日を見据えてパソコンの前に座りました。明日とは「明るい日」と書く。明日はきっと明るい日になるはずだと、淀みないキータッチでグーグルの検索覧に「バスケス」と打ち込みました。バスケスコーポレーションは、ネット販売のバッテリー専門店で「安い、品質がいい」と評判のお店であります。サイト内に設けられた適合車種から930用を探し、即座に注文！　送料、代引き手数料込みで1万5750円ぽっきりは安い!!　でもって、バッテリーチェッカーのサービス付き。ああ、嬉しくて泣けてきた。

　注文から数日して届いたので、さっそく山田さんのところで交換しました。バッテリー交換についての詳しい内容は、12月7日発売の911DAYS 30号をご覧くださいマセ。

　上のメインカットは、真っ黒に日焼けした顔が精悍な3代目バッテリー君であります。