ポルセキ新聞 今日のヒトコト 2010年08月24日:今日のヒトコト
05年のカンヌでグランプリを取ったアメリカ映画『ブロークン・フラワーズ』。この映画は、ビル・マーレイ演じるコンピューターで成功した女たらしの60歳近い主人公が、全米に散らばる20年ほど前付き合っていた昔の彼女たちの元へ訪れていく話です。いくつになっても結婚を真剣に考えられない主人公の元に、ある日一通の手紙が届きます。「あなたの子供がもうすぐ19歳になる」と。ぎょえええ、ですね。誰が書いたのか分からないその手紙の差出人を見つけに、19年+10ヶ月+10日と逆算してそのとき付き合っていた彼女たちの元へ行くわけです。道中はレンタカーのフォード・トーラスに乗っているのですが、そのとき主人公は言います。「せめてポルシェにして欲しい。トーラスではストーカーと間違えられる」って。なんかコレ分かります。