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ポルセキ新聞ポルシェなお便りポルシェゆかりの地を訪ねるグランドツーリング　前編

更新日: 2010年09月09日

『ポルセキ』の常連、ペッキーさんがまた海外へグランドツーリングに行って来られました！　その報告を前編、後編の2回に分けてご報告します。

　今年も行ってきました、我が家恒例の欧州レンタカーの旅です。

　7月9日からの11日間、フランクフルトから入り、ミュンヘン、オーストリアの田舎町を周ってきました。

　シュツットガルトのNEWポルシェ博物館、何にもない田舎町にあるRUF本社、ミュンヘンのBMW博物館、そして、ポルシェ356のテストコースとして有名なグロースグロックナー山岳道、ついでに356発祥の地、グミュントも。

　ポルシェゆかりの地です。

　晴天の下（というか猛暑です）、2800kmのグランドツーリングとなりました。今年の相棒は、BMW3シリーズ、318iです。ちょっと物足りないけど、初のBMWだ（嬉）。

ボクスター・スパイダーが早くも展示されております

　まず初日はポルシェ博物館。

　フランクフルトからポルシェ本拠地シュッツットガルトまでは、2時間程度で行けます。ずっと待っていたNEWポルシェ博物館、2年前にドイツに行った時はまだ建設中でしたが、今年、ついに行けました。

　デカイです。以前のポルシェ博物館が、ポルシェコレクションルームという感じでしたが、博物館ぽいです。もう、『911DAYS』をはじめとしたいろんなメディアが取り上げたので、ご存じの方も多いことでしょう。博物館内は希少モデルばかりです。ポルシェディーゼルトラクター、914/8、928ロング、パナメリカーナ……。それに、最新のボクスタースパイダー!!!!

　そして、外ではいつもクラブイベントが開催されてます。私が行った時には、VWのワンボックス集まってました。ポルシェ博物館でのクラブミーティングなんて、ヨーロッパの方でいいですよね。子供がたくさんいたのが印象的でした。ヨーロッパでは、車好きの子供多いです。日本ではトヨタ博物館がありますが、もうちょっと夢のあるスポーツカーを集めた施設を作ってほしいです。

メニューに“ボクスターバーガー”の名前が！

　グルっと見た後に、館内でランチ。

　ボクスターバーガーなるものを発見、ポルシェも洒落たことやります。

　博物館前には巨大なポルシェディラーがあります。ここにも、歴代の名車が展示があったりして、寄ってみる価値大です。ディラーでは、初めてのスポーツクラシックを見ました。うちの奴、このポルシェ、格好いいって、高いものは、良く分かるようです（笑）。パナメーラのMTもあったな～。もう一周したかったけど、妻もいるし、適度に終了。

　2日目、RUF本社へ向かいました。でも、知っていたんです。休みです。ドイツでは日曜日、店はみんな休みです。RUFはついでに土曜日も休み。いつ買うのでしょうか？　サラリーマンは相手にしていないのかな？　この日しか、RUF本社近辺には行けないので、仕方なく休みでも向かいました。というのは、RUFの本社から一時間ぐらいのところにあの有名なノイスヴァンシュタイン城があります。妻には城を見に行くついでということで、了解を得ました（笑）。わずかな期待を込めて（ひょっとしたら誰かいないかな？　アロイス！）。でもやっぱりガラーーーン。RUF & オリスの時計買おうと思ったのに。残念。RUFディーゼルのカイエンがあったけど、RUF、ディーゼルまでチューンするのかな？　ちゃんと、ノイスヴァンシュタイン城も寄って来ましたよ。

　3日目、オーストリアに入ります。宿泊地はザルツブルグ。当日は町を散策しました。

　4日目、ザルツブルグから近場の村へ。絵葉書のように綺麗なハルシュタットなどなど。

H.N.ペッキー

【関】ペッキーさん、またまた投稿ありがとうございます！　それにしても、羨ましいですねェ。ドイツまでご夫妻で行き、「ポルシェのゆかりの地を訪ねるグランドツーリング」だなんて。その昔、『911DAYS』Vol.9でドイツ取材に行ったとき、まさに今回のペッキーさんのようなことを体験し、取材して記事にしたんですよね。ああ、懐かしい……。うおおおお、ワタシもNEWポルシェ博物館行ってみたい！　でもって、ボクスターバーガー食ってみたい!!　「後編」に続きます。