その12. いよいよNEW RSZの製作開始!
旧型RSZに派手さで負けられないというプレッシャーの元、新しいRSZの製作がついにスタートしました。アイデアは細野さんが搾り出し、それを板金の神さま「ちゅうさん」が実現していきます。ああ、NEW RSZの完成が待ち遠しい!
細野正人(ほそのまさひと) |
6月15日からいよいよ、NEW「RSZ」のF&Rのバンパーとサイドステップの製作に取り掛かりました。もちろん既製品は一切使わずに、完全ワンオフでテクニカルメイトの板金の神様、中村さん(ちゅうさん)が全て手作りで仕上げてくれます。
フロントバンパーが出来てきました。旧型RSZよりも、たしかに小ぶりになった気がしますが、あくまでこれはプロトタイプ。 |
ここで紹介している写真は、フロントのバンパーとリップ。このままだと、駐車場や坂などでは厳しいので、もう少しリップを小さく削るつもりです (私の駐車場は家が地下駐車場で、会社がタワー型なため、どうしても最低地上高が13センチ必要です)。
フロントリップはさすがにここまで突き出ると、普段の足にもかなり不便になりますので、結果的にはこの半分ぐらいの大きさになるでしょう(本当はこの大きさで車高を低くして乗りたいのですが、やはり実用性がないので断念しました)。軟弱。
ボディに装着。けっこうイイ感じだけど、普段乗るにはたしかにこのままでは大きすぎるかも |
とりあえずフロントバンパーを仮着けしましたが、これは試作品なので、完成品は全然違う形になります。正直言ってまだ迷っているところもかなりあるのです。フロントバンパーのダクトの形や網の色、大きさ、ダクトの数、色、多分徐々に作りながら変更していくと思います。
バンパーにライトを埋め込む、もしくはカラーを「ツートン」にする、などという構想もあります。旧RSZより、スパルタンにしなければならないので、悩むところです。
で、リアバンパー。こちらも、フロントバンパーとまったく同じ悩みです。とりあえず、既製品のリアバンパーを装着してみました……。これをベースに、ダクトをもう少し横に長くする予定です。また、ナンバープレートが付くところは、全て切り取り、網を貼るつもり。エキゾーストマニホールドが多少見えた方がカッコイイんで。
サイドステップは「RUF」のように、パテで肉付けをして厚くし、大きなダクトを開ける予定です。ちゅうさんも、このサイドステップが一番難しいとおっしゃっていました。もともと厚みや大きさが小さいので、どうやって大きな迫力があるダクトを開けるかが、ちゅうさんの検討課題になっています。
PS
ちなみに、写真のバンパーはまだ試作段階で、ころっと予定が変わるかもしれません。あくまでも予定です。私はころころ思いつきで考えが変わる優柔不断な人間なので、完成してみないとどうなるか分かりません。このリポートは詳しくご報告していきますので、NEW「RSZ」の完成まで、楽しみにしていてください。