気ままなポルセキ新聞

タルガ万歳!

更新日:2004年7月5日

その13.それでもバッテリーは上がる

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 911DAYSの制作が休日なし&毎日深夜まで続いたため、愛しいタルガに乗れない日が22日! にもなってしまいました。指折り数えて待ち続けた校了後のお休みデー。その日は、カラリと晴れ渡ってこれがまたウキウキするほど絶好のタルガ日和。カーテンを明るく照らす陽光に誘われて早起きをし、いそいそと着替えを済ませたら、朝食もとりあえず右手にキーを握り締めてタルガの待つ駐車場へ。ボディカバーをバサッと取ると、そこにいるのは真っ黒けのタルガ。会いたかったよォ!

 さっそく、ドアのキーシリンダーにキーを差し込みグイ。

 「ガタ」と音をたててドアロックは解除されましたが、ナンかヘン。いつもは「タン!」という軽快な音を響かせながらドライバー側、ナビ側がいっせいに開くのに。これはおかしい。で、キーをもう一度ドアのキーシリンダーに差し込み開けたり閉めたりしてみたところ、これがウンともスンとも言わない。ああ、壊れちゃった、マジかよう……。そう気落ちしたのですが、せっかくの晴天にこのままドライブしないのはもったいない。で、気を取りなおして出発することにしました。

 キーを今度はステアリング左横のシリンダーに差し込み、グイ。

 ところが、これがウンともスンとも言わないんですね。コンチクショーめ。

 そのときは、正直言ってなにが起こったのか理解できませんでした。バッテリーは新品に換えたばかりだし、なにか重要なトラブル発生か!? ということで、ガックリと落ち込んでその日は朝で終了しました。

 翌日、またバッテリーケーブルを調達して来てほかのクルマに繋いだところ、ドルルン! と元気に掛かるじゃないの! 心配させやがって。しかし、バッテリー上がりでよかったァという気持ち半分と、新品バッテリーに替えたのにそれはないだろという気持ち半分。ショップに聞いたところ、セキュリティの付いているポルシェは1ヶ月近く乗らないとバッテリーが上がってしまうそうな。ウソ。「もしかしたら、どこかでリークしてるかもしれないから一度持って来てネ」だって。もうお金がありませぬ。こうなりゃ、仕事サボってでも頻繁に乗ってやるゾ。一に充電、二に充電だ。そう固く心に誓いました。

 ともかく今のところ、タルガはバッテリーケーブルなしでいられない身体になっているみたいです。タハハ。